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一流の習慣術

奥村 幸治:著者

イチローとマー君が実践する「自分力」の育て方

かつてイチロー選手の専属打撃投手として、日本プロ野球最多210安打達成に貢献。
イチロー選手とは寮も食事もグランドも共にし、「イチローの恋人」とまで呼ばれた著者。
時を経て、中学硬式野球の指導者となってからは、東北楽天ゴールデンイーグルスのエース、田中将大投手を育て上げた。

日米の第一線で活躍し、確実に結果を出す彼らの原点には、「一流になるための習慣づけ」がある。

自分に足りない能力や体格の差を埋めるための考え方と行動には、凡人が一流になるための本質を知ることができる。
トッププロの考え方や意識の持ち方、心技体のバランスの持ちようなど、
著者だからこそ知るイチローとマー君の習慣術は、スポーツのみならず、ビジネスに、勉強に、日常生活に確実に活きる。

【目次】
第一章 一流の習慣術とは何か?
―コンスタントに高いパフォーマンスを発揮するイチローの習慣
◎心技体のバランスを取る
◎心をぶらさない
◎自分のスタイルを変えない
◎ミスをミスにしない
◎相手の心理を読む
◎高い目標を掲げない
◎自分のルーティンを作る
◎ルーティンを崩さない
◎道具に愛を注ぐ
◎ルーティンが崩れた場合を考える

第二章 ひとつ上のメジャー流習慣術
―技術より人間力を育てようという意識
◎「やらされる」を「やっている」に変える
◎表現する力を身につける
◎プラス思考で平常心を保つ
◎結果だけを求めず過程を大事にする
◎他人を観察する
◎継続を力に変える
◎自分の役割を考えて行動する
◎己をライバルとする
◎壁を壁と思わない
◎コンディションを整える
◎良いものを積極的に吸収する
◎人の力を自分の力にする
◎可能性をさらに広げる

第三章 ポテンシャルを開花させる習慣術
―中学時代のマー君はどこが優れていたのか
◎環境と道具は自ら整える
◎初心を忘れない
◎負けず嫌いを継続する
◎頼れる武器を身につける
◎一歩先を読んで動く
◎成長を自分で止めない
◎闘争心のスイッチを入れる
◎重圧を楽しみ、力に変える
◎気持ちを声と目で表す
◎主体的に動く
◎素直な心で主体的に学ぶ
◎ミスをミスと認める

第四章 最悪に備えて最善を尽くす習慣術
―不調こそ自分を成長させるチャンス
◎人間力を養う
◎つねに上を目指す
◎意識から切り替える
◎中学生でもプロ意識を持つ
◎最悪を想定して心の準備をする
◎不調に備えて練習をする
◎小さなミスを見逃さない
◎負けたときに考える大事さ
◎オンとオフをつなげて考える
◎相手の立場に立つ

第五章 観察眼を養う習慣術
―強いチームを作るリーダーの秘訣
◎いい雰囲気を作る
◎観察眼を磨く
◎見えない情報を拾う
◎情報収集を欠かさない
◎相手にプレッシャーを与える
◎「人のために」という意識を持つ
◎誰にも負けない武器を育てる
◎強い武器が運を呼び込む
◎違うポジションを経験してみる
◎技術の裏側にある思考を読む
◎見えないものを見る
◎安心・満足は転落への入り口と心得る
◎普段の生活態度を正す

第六章 人は誰でも一流になれる
―どんな環境でも伸びる自分マネジメント
◎悪い流れを断ち切る
◎教えることで学ぶ
◎自立心を育てる
◎衝突を恐れない
◎環境に流されない
◎時間は買えない
◎ミーティングで一致団結する
◎進む道は自分で決める
◎3年後、5年後をイメージする
◎積極的休養を取る
◎自分にレッテルを貼らない
◎負けを勝ちにする
◎日本人としての特性を知る

■著者:奥村幸治(おくむら・こうじ)
1972年兵庫県尼崎市生まれ。93年オリックス・ブルーウェーブ(現オリックス・バファローズ)に打撃投手として入団。94年イチロー選手の専属打撃投手となり、日本プロ野球最多210安打達成に貢献。「イチローの恋人」としてマスコミで紹介され、話題に。95年に阪神、96年に西武で打撃投手。96年自らユニフォームを脱ぎ、米国でメジャーリーグの野球を勉強。個人トレーナーとしてプロ選手らを指導した。99年に中学硬式野球チーム「宝塚ボーイズ」を結成し、強豪チームに育て上げる。楽天の田中将大投手は教え子。現在は同チームを応援するNPO法人「ベースボールスピリッツ」理事長も務める。

定価:803円(本体730円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2010年7月16日(金)
  • ISBN:978-4-7973-5906-0
  • サイズ:新書/1色
  • ページ数:208
  • 付録:-

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