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【大学入試】一度読んだら絶対に忘れない微分積分の教科書

池末翔太:著者

積分から始める微分積分のストーリー。苦手意識が変わる、数学の新たな扉!

●微分積分には”1つ”のストーリーがある!

〇微分積分は「微分」ではなく「積分」から学べ!
微分積分は、中高で学んできた数学の「総まとめ」ともいえる単元です。微分積分を理解するために、ここまで数学を学んできたといっても過言ではなく、微分積分を理解することは、これまでの学習が報われる瞬間でもあります。
しかし、「学生時代、微積はちんぷんかんぷんだった」「微積で数学に挫折した」と語る大人は多く、微分積分は「数学の難しさの象徴」ともいえる単元です。
なぜ、微分積分はそこまで「難しい」といわれるのでしょうか?
その原因の1つは、学ぶ順番にあります。高校の教科書やそれを使った授業では、微分から学び始めるのですが、そこで挫折してしまう方が非常に多いのです。なぜなら、微分というものは、抽象的でイメージしづらい概念が連続し、「直線の傾き」「無限小」「極限計算」など、さまざまな「わかりにくさ」の壁にぶつかることになるためです。「いったい何のためにこれを学ぶのか?」と感じたまま、先を見通せずに学習が止まってしまう方も少なくありません。
この状況は、サッカー部や野球部に入部したものの、ボールに触れさせてもらえないので楽しくない、地味な筋トレばかりでつかれるだけ……という例にも似ています。楽しさが感じられず、ただ大変なだけという学習が続けば、やる気もなかなか出ないでしょう。
では、どうすれば微分積分をわかりやすく、楽しく学べるのでしょうか? 本書では、従来とはまったく異なるアプローチで解説することを目指しています。それは、「積分」から始めて「微分」へと理解を進めるストーリーの採用です。

(中略)

私が知る限り、「積分から微分へ」という流れを体系的に解説する教科書はほとんどありません。抽象的な数式や理論の羅列ではなく、イメージしやすい具体的なストーリーや身近な問題から出発して、少しずつ本質にたどり着くことを目指しました。これまで微分積分に苦手意識や壁を感じていた方にこそ、ぜひ本書を手に取っていただきたいと思っています。
微分積分は現代社会を支える重要な技術のひとつです。もし微分積分が開発されていなければ、私たちは飛行機に乗って旅をすることも、天気予報を得ることも、医療機器で病気を発見することも難しい、まったく異なる生活を強いられるはずです。
高度な現代社会を支える微分積分という叡智。本書を通してその本質をあなた自身のものにしていただき、未来の学びや生活で役立てていただければ幸いです。

定価:1,705円(本体1,550円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2026年3月29日(日)
  • ISBN:978-4-8156-3751-4
  • サイズ:A5判
  • ページ数:192
  • 付録:-
  • ・積分は「全体をつかむ兄」、微分は「細部を見抜く弟」
    ・「積分」の考え方は、紀元前に誕生していた
    ・積分は「見える」から「わかりやすい」

  • ・まずは面積を考えよう
    ・いろいろな形の面積の求め方を思い出そう
    ・変な図形の面積はどうやって求める?

  • ・積分とは何かを具体的に理解する
    ・面積(積分)を式っぽく書いてみよう
    ・積分記号 (インテグラル)って何?
    ・面積を正確に求めるには微分の発見を待つしかなかった

  • ・積分だけでは求められなかった「厳密さ」
    ・微分の全体像をいったん見てみよう

  • ・微分の本質を考えてみる
    ・微分すると「変化の割合」がわかる=これが「接線の傾き」
    ・微分係数がわかると何がうれしい?
    ・微分係数を求めるために存在する関数=導関数
    ・「微分」と「微分する」は全然意味が違う
    ・初歩的な導関数を定義から考えよう
    ・y=xⁿの導関数をどうやって求めるのか
    ・Column:二項定理とは?
    ・「微かに分けて見る」のが微分の本質

  • ・実際に積分って計算できるの?
    ・積分と微分の関係
    ・定積分と不定積分の違い
    ・面積は定積分で求める
    ・いろいろな面積を積分で求めよう
    ・積分の基本公式と線形性の話
    ・積分で体積も求められる

  • ・積分は日常生活の中でも活躍している
    ・電気料金の計算は「電力の積分」
    ・スマホやゲーム機で加速度から速度や位置を求める
    ・桜の開花予想は「気温の積分」からわかる
    ・飛行機が飛べるのも微分と積分があるから

  • ・日常生活のさまざまな場所で活躍している微分
    ・30秒で体温が計測できる電子体温計の秘密
    ・デジタルカメラのオートフォーカスも微分のおかげ
    ・株価・為替のトレンド分析と微分の関係
    ・AI 学習の「勾配降下法」も微分がベース
    ・明日の天気を予報できるのは微分のおかげ

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著者紹介

著者・池末翔太

受験モチベーター。予備校講師。オンライン予備校「学びエイド」認定鉄人講師。1989年福岡県生まれ。大学入学後、4つの塾で講師経験を積み、そのうち2つの塾では主任講師を務めた。大学生のときに著書『中高生の勉強あるある、解決します。』を出版。現在は予備校で物理や数学を教えるほか、高校への出張授業や講演も行う。著書は、『中高生の勉強あるある、解決します。』、『中高生の勉強まだまだあるある、解決します。』(以上ディスカバー21)、『公式を暗記したくない人のための高校物理がスッキリわかる本』(秀和システム)など多数。メディア出演・監修に「テストの花道ニューベンゼミ(NHK E テレ)」、「朝日新聞」、「リクルート キャリアガイダンス」「学研 ガクセイト」などがある。

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