Webサイト構築ワークフロー
企画から制作、運用まで、プロの技術を学ぶ
「ユーザーに使ってもらえる」「ビジネスの成果が出る」「運用が負担にならない」そんなWebサイトを構築するために。株式会社キノトロープ生田昌弘が15年の長きにわたりWeb構築の第一人者として培ってきた手法・ノウハウのすべてをお見せします。
Webがユーザに受け入れられ一般化する中で、Webサイト構築そのものを見直さなければならないタイミングが訪れています。
本書では、新時代に対応できるWebサイト構築の手法を「ワークフロー」というメソッドを柱におき解説します。
さらに株式会社キノトロープが提供するメソッド、「ユーザ体験シナリオ」と「コンテンツマネジメント」がユーザに「満足体験」を与えWebブランディングを達成することをわかりやすく解説します。
【目次】
第1章 Webサイト構築はじめの一歩
1-1 そもそもWebって何だろう?
1-2 問題解決ツールとしてのWebサイト
1-3 現代のマーケティング
1-4 Webサイトの目的とは
第2章 Webブランディング
2-1 ブランディングの本質
2-2 Webサイトのあるべき姿を考える
2-3 全社を巻き込んだ体制作り
第3章 これからのWebサイト構築とは
3-1 何が変わってきたのか?
3-2 もともと問題だったこと
3-3 Webサイトの3つの機能
3-4 これからのWebサイト構築手法とは
第4章 キノトロープのメソッド
4-1 キノトロープのワークフロー
4-2 問題解決フロー
4-3 ユーザー体験シナリオ
4-4 マルチエントランスマネジメント
第5章 構築手法詳細 方向性を決める フェーズ0、1
フェーズ0
Step1 キックオフミーティング
Step2 フェーズの具体的な説明
Step3 プロジェクト範囲の最終確認
フェーズ1
Step1 調査の計画
Step2 調査の実施
Step3 ヒアリングの実施
Step4 課題・問題点の洗い出し
第6章 構築手法詳細 具体的な戦略の確定 フェーズ2
フェーズ2
Step1 ユーザー体験シナリオの構築
Step2 ブランドプロミスの構築
Step3 あるべきWebサイトのフローチャート構築
Step4 効果測定ポイントの設定
Step5 システム概要の立案とプロモーションプランの立案
第7章 構築手法詳細 サイトを設計する フェーズ3
フェーズ3
Step1 情報を具体的に企画、制作する
Step2 ユーザー体験シナリオをもとに、入り口ページからサイト全体を設計する
Step3 共通情報を洗い出し、共通パーツとして定義する
Step4 ゴールに必要な情報内容の粒度を決めて書き割りを作る
Step5 書き割りをもとに、ナビゲーションとグラフィックデザインを行う
Step6 成果指針の策定を行う
Step7 ガイドラインを策定する
Step8 システム仕様の策定
第8章 構築手法詳細 制作・テストをする フェーズ4
フェーズ4
Step1 進行管理と品質管理を明確に行う
Step2 Webサイトのページを具現化する
Step3 テスト
Step4 公開前準備、公開、公開後の対応
第9章 構築手法詳細 更新、運用をする フェーズ5、6
フェーズ5
Step1 運用体制の整備
Step2 運用範囲の確定
Step3 運用手順の作成
フェーズ6
Step1 効果の測定
Step2 成果の判断
Step3 成果の確認
Step4 報告書の作成
付録 CMS構築への第一歩