
わくわくする数学
日常生活の中に見つける美と驚きの世界
数学的思考力が身につく「おもしろ話」と「数学パズル」が満載。新聞や封筒、トランプやコインなど、身の周りのありふれたものを使って、読者を美しさと驚きの「数」の世界に誘います。使用する数式は加減乗除のみ。楽しく読めて、ものの見方が変わる本。
いろいろな種類の「数学パズル」や「数学おもしろ話」を約50個紹介した数学読み物です。扱っている数学の分野は、統計、確率、幾何学、フラクタル、整数論、無限論など、多岐にわたります。難しい数式はいっさい使わず、ユーモア溢れる文章でやさしく解説しているので、中学生でも楽しく読み進めることができます。本書のパズルや解説を楽しみながら、数学的な思考能力を高めることできるでしょう。数学読み物としてはもちろん、脳トレ本として最良の1冊です。
■目次
第1章 そんなはずはない
第2章 電卓を使わずに計算する
第3章 トランプ手品
第4章 封筒の裏に何がある?
第5章 その熊は何色?
第6章 表か裏か?
第7章 回文とそのほかの美しいパターン
第8章 数独とそのほかの方陣
第9章 近道を行こう
第10章 三角形の中心への旅
第11章 リメリックとレオナルドと5という数
第12章 無限の彼方へさあ行くぞ
■著者紹介
ロブ・イースタウェイ
英国で最も優れたサイエンス・ライターの一人。平易でユーモアに富んだ文章には定評がある。
『数の魔法使い』(三笠書房)、『人はなぜ、忘れるのか– 脳と記憶の不思議な話』(ダイヤモンド社)などの著書がある。