「太陽電池」のキホン
イチバンやさしい理工系シリーズ
低炭素社会を実現する切り札とされるのが太陽電池です。しかしながら、現在も研究、開発が進む技術であるため、一般の人たちに十分に理解されているとはいえません。
本書は、より多くの人たちに太陽電池の基礎的な知識と、これからの技術的な方向性を知っていただけるよう、要素技術的な側面と応用製品の実際を交えて、図解でやさしく解説しています。特に発電の原理となる半導体やpn接合の解説には、多くのボリュームをかけて理解しやすくなるよう工夫しています。
第1章 太陽光と太陽電池(入門編)
第2章 さまざまな太陽電池(中級編)
第3章 太陽電池の要素技術
第4章 太陽光発電システム
第5章 太陽電池のための半導体入門
第6章 太陽電池のための半導体デバイス入門
第7章 これからの太陽電池
■著者:佐藤勝昭
工学博士、応用物理学。現在、科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業(さきがけ)研究総括、兼、JST広報ポータル部研究広報主監。
著書に、サイエンス・アイ新書「理科力をきたえるQ&A」ほか、多数の物性関連の専門書がある。