新版 明解C++ 中級編
C++入門書の最高峰『新版明解C++入門編』の続編ついに刊行。クラスの復習から始め、派生・継承、仮想関数、抽象クラス、例外処理、クラステンプレートなどを学習することで、C++ という言語の本質を理解し、実践的なプログラミング力を高めることができます。
2009年12月の刊行以来、たくさんの読者から最高のC++入門書と絶賛されている『新版 明解C++ 入門編』の続編です。
前著『入門編』では、基礎的なことから始まって、クラスまで学習が進みました。 本『中級編』では、オブジェクト指向プログラミングの核心へと話が進みます。まずはクラスについて復習し、それから、派生・継承、仮想関数、抽象クラス、例外処理、クラステンプレートなどを学習することによって、C++ という言語の本質や、オブジェクト指向プログラミングに対する理解を深めていきます。
さらに、最後の三つの章では、ベクトル、文字列、入出力ストリームといった、重要かつ基本的なライブラリについて学習します。
難解な概念や文法を視覚的に理解して学習できるように工夫して作成された、152 点もの図表を掲載するとともに、例題として示すプログラムリストは208編にも及びます。
本書を読み解くことで、正確で実践的なC++のプログラミング能力を高めることができます。C++を本当にマスターしたいユーザにとっての最高の解説書です。
■目次:
第1 章 クラスの基本
第2 章 整数型とビット演算
第3 章 関数へのポインタ
第4 章 継承
第5 章 仮想関数と多相性
第6 章 抽象クラス
第7 章 多重継承
第8 章 例外処理
第9 章 クラステンプレート
第10章 ベクトルライブラリ
第11章 文字列ライブラリ
第12章 ストリームへの入出力