著者紹介
■著者:クリントン・キース(Clinton Keith)
認定スクラムトレーナーであり、主にゲーム開発者を助けるアジャイルコーチ。開発者に、生産性、開発環境や開発場所、プロダクトの品質を大きく改善するためにスクラム、XP、カンバン等を教育する。
25年間の経歴の中で、高性能ジェット戦闘機や海洋ロボット、航空電子機器のプログラミング、Midtown Madness やMidnight Clubといった人気のビデオゲーム開発のコーチングを経験。プログラマ、プロジェクトディレクター、CTO、および複数のスタジオのプロダクト開発のマネージャーを経験し、一連のプレゼンテーションや有名なブログを通じて、2005年にビデオゲーム業界にスクラムを導入する。CTOとして、High Moon Studiosを支援した功績が認められ、2005 年、2006 年にIT Week Magazine 誌の技術革新者トップ50に入り、2005~2007年、サンディエゴ協会のHR Management のWorkplace Excellence Awardsを受賞。
www.ClintonKeith.com■訳者:江端 一将(Kazumasa "Ebacky" Ebata)
株式会社Odd-e Japan のAgile Coach。Scrumを軸に、ソフトウェア開発、プロダクト開発、組織改善を支援している。ゲーム開発会社の支援もしている。
小規模なプロジェクトからタイムゾーンが異なる複数のチームで開発している大規模なプロジェクトまで、様々な規模の支援を行うだけでなく、海外で活躍
している多くの優秀なAgile Coachたちとの公私にわたる付き合いがあり、様々な議論や情報交換をしながら日々、よりよいプロダクト開発と組織構造を探求
している。また、Scrum Alliance の認定研修である「認定スクラムマスター研修、認定スクラムプロダクトオーナー研修、認定スクラムデベロッパー研修」を
開催して、スクラムを学習できる機会を定期的に提供している。
プライベートでも、スクラムを軸とした開発現場の改善をスローガンにした「すくすくスクラム」、「スクラム道」、テスト駆動開発を実習形式で手を動かして体得する「TDD Boot Camp 」というコミュニティを設立し、日本でもアジャイルな方法論を学ぶ機会づくりに貢献している。また、日本に限らず、アジアでスクラムを勉強するコミュニティ支援の功績が認められ、Scrum Allianceより「Conference Diamond Award」を受賞。