誰とでも会話が楽しくなる秘訣を紹介します。

人の悩みのほとんどは人間関係です。コミュニケーションの問題です。自分の言いたいことが伝わらない。誤解されてしまう。話が盛り上がらない。そこで180度考え方を転換し、まず相手の話を「ウケる」ことに必死になりました。周りの反応が劇的に変わりました。相手の気持ちを考える「おもてなし」こそ「ウケる」話の肝!と。それがあれば、誰でも話をおもしろくすることはできるのです。
話が盛り上がる人は、何が違うのか?

余裕をもって静かに話をはじめる人が相手であれば、聞いている人もリラックスし、気づまりがなくなります。実は、ウケる話で一番大切なことは、「質問力」です。人にとって「自分に関心をもってくれる人」ほど嬉しい存在はありません。
盛り上がっているとき、その輪に入らない

「おもしろい人」は大抵、4つのことを意識していると思います。1.聞く力 2.質問する力 3.相手を理解する力 4.黙る力 そして、次の話題を考えています。これはすごく大切なことです。「話を発展させたり回したりするためにには、どうしたらいいか」と先回りして考えています。場を見たり、質問をして相手の考えを知ろうとすることが、実は「おもしろい人」への近道であったりするのです。
自慢話は自虐を添える

失敗は話をおもしろくする大事な要素。その中でも積極的に使っていきたいのが「自虐」です。でもいいところを見せたいわけだから、うまくいった話もしたいところ。それは自慢話に「自虐」を添えると好印象を残せます。
【活用例】「社内で賞をいただきました。賞金は3000円でしたけど」
「◯◯大学に入りました。補欠入学ですけど」
より大きな失敗を話す「MORE」失敗理論

たとえば、後輩から企画が通らない、という相談をされたら、より大きな失敗を語って励ますと同時に、共感を得ます。こうすると相手は明るい気持ちになり、距離も縮まります。部下・後輩は説教は聞きたくない。自信を取り戻したいのです。
合コンは「ツッコミ」より「ケア」で決まる

合コンで、一見おもしろいと思われそうな人は「ツッコミ」ができる人です。笑いもとれて目立ちます。しかしこれは落とし穴です。男性ならあまり話に入っていない人に話を振ってあげるとか、女性なら空いたグラスに気づくとか、表の会話以外のところが決め手になります。