JavaScriptを学ぶことの意義

① Webページにさまざまな機能を実装することができるようになる
② Webアプリケーションを作れるようになる
③ iPhoneやAndroidで動作するHTML5ハイブリッドアプリケーションを作れるようになる
④ プログラミングの勉強をはじめるのに向いている
⑤ サーバーサイドのプログラムを作れるようになる
⑥ IoTの制御プログラムを作れるようになる
⑦ Windowsのアプリケーションを作れるようになる
⑧ Chrome・Firefox の拡張機能が作れるようになる
⑨ Web標準である
⑩ ソフトウェアの処理を自動化するプログラムを作れるようになる
本書の構成

本書は、全部で19の章から構成されます。
第1 章はJavaScriptの概要の章で、これから学ぶJavaScriptの鳥瞰図を描くことが目的です。その後の章は、大きく2 つに分けられます。
前半の第2 章から第7 章までは、プログラミングの基礎的な内容を扱っています。これは、CやJavaなどのプログラミング言語での入門的な内容とほぼ等しい内容となっています。
後半の第8章から第19 章は、JavaScriptのより詳しい内容を扱っています。前半の4 章でオブジェクト・配列・関数の基本事項を学びますが、後半ではそれらのより突っ込んだ詳しい内容を解説しています。関数については第8 章で、オブジェクトについては第9章・第13 章・第18 章で、配列については第10 章で詳しい内容を学びます。とくに、関数とオブジェクトはJavaScriptを特徴づける最も重要な機能であるため、内部の仕組みを含めて他の章よりも詳しく解説しています。