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世界のピークパフォーマーが実践する脳を操る食事術

石川 三知:著者

疲労・コンディションの悩みが消える最強の栄養学
長友佑都 高橋大輔、荒川静香、ケンブリッジ飛鳥
トップアスリートを育てた最強栄養士が明かす!

脳疲労、ストレスをすぐに消して、
「集中力」を最高に高める食事術とは――。

いま、一流のビジネスパーソンがもっとも注目しているのは、「食事」。
貯まる業務。求められるスピードの時代に、あらゆる「脳疲労・ストレス」を消して、トップコンディションを保つことがなによりも重視されています。
しかし、世の中の食の情報は間違ったものだらけ。
・コーヒーで目を覚ます
・栄養ドリンクで力を振り絞る
・空腹で集中力を高める
・甘いものでリラックスする
…などはすべて、脳に悪い習慣といえるでしょう。

では、脳を上手にあやつって、集中力、意志力、持続力を瞬時に高めるためには、いったい何をどうやってたべればいいのか――!

長友佑都 高橋大輔、荒川静香、ケンブリッジ飛鳥など各界のトップアスリートの結果をサポートし続けてきた最強栄養学士の著者は、「脳も肉体の一部」と断言します。つまり、いま食べるもので、脳も変わるということ。
半年後の結果を変えたいなら、今日食べるものを変えなければなりません。
超多忙なビジネスパーソンでもできる!
疲れを取り除き、集中力や思考力を最大に上げる食事法を紹介します。

■目次:
序章 食事を変えれば、脳が変わる
第1章 知らずに脳疲労をためる やってはいけない食事の習慣
第2章 パフォーマンスを最大化する!脳によい食事(HOW)
第3章 【シーン別】何を、どのように食べればいいのか?
第4章 食べても体脂肪がつかない食事
第5章 コンビニ・外食・サプリの正しい使い方

定価:1,430円(本体1,300円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2017年4月28日(金)
  • ISBN:978-4-7973-9004-9
  • サイズ:四六/2色
  • ページ数:180
  • 付録:-

一流のビジネスパーソンがもっとも注目しているのは、「食事」。貯まる業務。求められるスピードの時代に、あらゆる「脳疲労・ストレス」を消して、トップコンディションを保つことがなによりも重視されています。各界のトップアスリートの結果をサポートし続けてきた最強栄養学士の著者は、「脳も肉体の一部」と断言します。疲れを取り除き、集中力や思考力を最大に上げる食事法を紹介します。

午後の会議で発表をすることが決まっているなら、プチトマトを食べましょう。「実のもの」には、どんな状況でも大切な種を守る力があります。たとえば、プレッシャーのかかる時は、「実のもの」の力を借りましょう。エネルギッシュに動きたい、運動して減量したい時は、緑の「葉のもの」を多めにとる。休みの日にリラックスしたいときには、「土の下にあるもの」です。根菜類たっぷりのシチューや煮物を食べたらほっとします。

スイーツの中でも体脂肪をつけやすいのは、白い砂糖、白い粉(精白粉)、白い油脂(サラダ油、ラード)が多く使われているケーキ類です。また、精製された白い砂糖は吸収のスピードが速く、食べると血糖値が急激に上がります。そうすると、血液中に増えた糖分を細胞にとりこもうとして、すい臓からインスリンが大量に分泌されるため、今度は血糖値が一気に下がるのです。低血糖になると脳やからだに栄養素が供給されにくくなって、冷や汗が出たり、脱力感や意欲の低下に見舞われたりします。

噛めば噛むほど食べ物は細かくなって表面積が大きくなるので、それだけ消化酵素と混ざりやすくなります。しかも、噛むことの効能はそれだけではありません。噛むことによって消化吸収のスイッチが入り、消化酵素が出てくるのです。そして、これを一カ月、続けてみてください。驚くことが起きるでしょう。自分でもはっきりわかるくらい、体形と体調が変わるはずです 。

午後にプレゼンが控えているとき、昼食に脂っこいものは避けてください。油分をとり過ぎると血液がドロドロになって、流れが悪くなります。血流が悪いと、脳にエネルギーであるブドウ糖や酸素がじゅうぶん供給できず、集中力や判断力が損なわれてしまうのです。「絶対勝つぞ!」と景気づけにカツ丼なんてもってのほか。もしカツ丼を食べるなら、プレゼンを終えた打ち上げのときにしましょう。

歩くときも、座って仕事をするときも、脳がストレスを感じない位置を保てることこそが、脳のコンディションを保つコツです。そのために、起立筋といわれている腹筋背筋がないと、脳の位置が保てません。脳が新たな刺激を受けるというのも、運動が仕事にプラスになる理由のひとつだといっていいでしょう。

からだをつくるのに必要な栄養素がきちんと食事でとれているのなら、サプリメントは不要です。三食きちんと食事をとる。そのうえで、「今日は野菜が少なかったから、ビタミンCのタブレットを飲んでおこう」「トレーニング中でタンパク質をもっととりたいのだけれど体重は増やしたくないので、プロテインで補完しよう」というのが、サプリメントの正しい利用の仕方だと思ってください。

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著者紹介

石川 三知(いしかわ みち)
Office LAC-U 代表。 Body Refining Planner。
病態栄養相談に携わった後、東京工業大学勤務を経て、スポーツ栄養指導を開始(専修大学アメリカンフットボール部)。これまでに、中央大学水泳部、トライアスロン(ナショナルチームを含む)、東海大学陸上競技部短距離ブロック、スピードスケート岡崎朋美選手、陸上男子短距離日本代表チーム、陸上短距離末續慎吾選手・佐野夢加選手、デンソーボート部、新体操日本代表チーム、全日本男子バレーボールチーム、フィギュアスケート荒川静香選手・髙橋大輔選手をサポート。現在は、都留文科大学陸上部、東海大仰星高校ラグビー部、競泳渡部香生子選手を始めとする多くのトップアスリートの栄養指導を行う。著書には、トップアスリートに学ぶ「勝負食!」実践編(講談社エディトリアル)、Dr.クロワッサン老化を遅らせる食べ方(マガジンハウス)、からだの中から美しくなるレシピ(永岡書店)、フィギュアスケーター髙橋大輔を支えてきた食事パターン『身体を引き締める食べ方1:1:2』(マガジンハウス)など。
ターザンの長友選手の食の連載の監修も務める。

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