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みんなのIoT

柴田淳:著者

本書では今大人気のシングルボードコンピュータRaspberry Piを使って、スマートスピーカーなどのIoTデバイスを実際に作りながら、IoTというわかりにくい言葉の本質を読み解いていきます。

ただし、既存のRaspberry Pi関連の書籍のように電子工作について詳しく解説するものではなく、入門者には敬遠されがちなはんだづけなどは行わなくても同じことが試せるような工夫がされています。それどころか、本書の内容の大半はRaspberry Pi本体すら必須ではありません。とにかくIoTの本質を理解することに重点が置かれています。

またIoTデバイスの制御にはPythonを使用しますが、プログラミング初心者のためになるべく短いコードを心がけるとともに、Pythonの基本文法についてもできるだけ解説しました。よって、プログラミング経験がなくても、実習できます。

■目次:
CHAPTER01 IoTってなんだろう
CHAPTER02 IoTと電子工作
CHAPTER03 IoTとプログラミング
CHAPTER04 IoTとデータ
CHAPTER05 IoTとクラウド
CHAPTER06 IoTとAI

定価:2,508円(本体2,280円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2018年2月22日(木)
  • ISBN:978-4-7973-9325-5
  • サイズ:A5/フルカラー
  • ページ数:308
  • 付録:-
はじめにより抜粋

この本は、IoTの解説書です。「モノのインターネット」と呼ばれるIoTは、関連する技
術の範囲が広く、またこれから活発に活用されることが期待されている新しい概念です。
IoTの成り立ちや可能性について、また実際にIoTデバイスを作ることで、IoTによってなにがもたらされるのかを実感してもえらるよう、簡単な電子工作やプログラミングについて解説しました。

第一段階

IoTへの理解を深めます。IoTとは何か、IoTはどんな背景があり生まれたのか、IoTが近い未来に何をもたらすのか、解説していきます

第二段階

本文を読みながらプログラミングを実践してみてください。本書は基本的にIoTシステムを自作するスタイルで進んでいきます。しかし、プログラミングについて解説した部分のほとんどは、パソコンでも試せるようになっています。IoTデバイスを準備することなく、本書に掲載されたプログラムを動かすことで、IoTについて学べるようになっています。

第三段階

IoTデバイスを手に入れてみましょう。本書で使うRaspberry PiというIoTデバイスは、小さくシンプルなコンピュータです。システムの設定をしたり、むき出しの端子にセンサーを結線しているうちに、アドレナリンが出てきます。はんだ付けは難しいですが、成功したときにはさらに大量のアドレナリンが放出され、恐かったはずの電子工作が楽しくなるはずです。

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著者紹介

柴田 淳(しばた あつし)
2000年代初頭から主に受託開発にPythonを活用し始める。大規模サイトや
出版社のCMS,Googleキャンペーンサイトのバックエンドに関わる。
今は受託からは離れ,自社サービスの開発と運営を行いながら,
都内の戸建てで可視化され予測可能な未来にどう生きるかを思案中。

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