SBクリエイティブ

私を自分のものにした責任とってよね ~シロもそう思います~

火海坂 猫:著者 / うなさか:イラスト

「というか本当に何なんだ」
「一目惚れだとシロは思います」

二人のあとを尾けてきて、物陰からじーっとうかがう少女・蒼空叶。

生徒たちの記憶を書き換え、
「転校生」として学園に潜入した黒鳥司とシロだったが、
なぜだか彼女にだけは魔術が効かなかった。

逆に彼女の好奇心を刺激してしまったわけだが……このままでは彼女が危ない!

なぜなら司たちが探しているのは
普通の人間が触れれば正気を失ってしまう禁断の「魔導書」なのだから。

忌まわしくも冒涜的な魔導書を操る司と、
その魔導書であるシロ――そう、魔導書は少女の姿をしているのだ。

不思議現象大好き少女の叶も巻き込んで展開する禁忌の世界!

定価:682円(本体620円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2018年4月13日(金)
  • ISBN:978-4-7973-9381-1
  • サイズ:文庫
  • ページ数:336
  • 付録:-
蒼空 叶:あおぞら かの

魔導書を探索中の司が潜入した学園で知り合った少女。好奇心旺盛で、不思議なこと、未知のことに興味シンシン。一見すると何にでも興味を示す普通の女の子っぽいが……。

黒鳥 司:くろどり つかさ

シロとともに各地を巡り失踪した実の妹を探す傍ら、とある組織からの依頼で「魔導書」を捜索し、発見しだい回収している。常人が触れると正気を失ってしまう"魔導書"を自在に操る。

シロ

司が所有する魔導書。司のことを「ニーサマ」と呼んで慕うが実際には妹ではない。名前のとおり白紙の魔導書であり、他の魔導書とは異なる特殊な術式を行使する。

「………… 美味いか?」

「はい、ニーサマ」

その少女は真っ白な髪をしておりその肌も驚くほどに白い。

「シロは甘くておいしいと思います」

「うー…………」

教室の自席の机で突っ伏して叶は唸る。刺激を好む彼女にとって学校というのは実に退屈な場所だ。

「また退屈?」

友人の声に叶は顔を上げて隣を見る。

「無作為に選択された記述による魔術を行使」

言葉とともに叶のその体が蒼く強い光を放ち、その周囲に蒼色の炎が纏うように現れる。

サポート情報はありません。ご不明な点がございましたら、こちらからお問い合わせください。

著者紹介

火海坂猫(かみさか ねこ)
第4回GA文庫大賞で【奨励章】を受賞、GA文庫『彼と人喰いの日常』でデビュー。

関連商品のご案内

もっと見る

試し読み新着お届け

もっと見る