SBクリエイティブ

口下手で人見知りですが、誰とでもうちとける方法、ありますか?

高石 宏輔:著者

からだをゆるめるだけでいい!
シャイ 口下手 人見知り…な人のための
コミュニケーションスキルを高める身体トレーニング

人づきあいが苦手なのは性格のせいでも、話し方のせいでもなく、それは、からだの動かし方にあるのかもしれません。
人づきあいが苦手な人には、対話の最中にぎこちなさや余裕のなさがあるものです。
実際、体のどこかしらに余計な力が入っています。
たとえば、シャイでも口下手でも人見知りでも人づきあいが上手な人はいます。
そのような人を見ると、からだに余計な力が入っていない柔軟な姿勢を持っていたりします。
柔軟な動きで、相手にその場その場で合わせることができるから、円滑なコミュニケーションがとれるのです。
「この人と話していると居心地が悪い」という人、「この人と話していると楽だ」という人の違いは、
話の内容以上に身体の柔軟度が大いに関係しているのです。

本書は、心理療法とボディワークを合わせたカウンセリングが人気のカウンセラーによる、
コミュニケーションの問題を身体からアプローチすることで、解決に導く一冊。

もうテクニックを身につける必要も、性格を変える必要もありません。
本書では、あなたがあなたのまま、ありのままで、人づきあいがうまくなる画期的な方法を紹介します。

定価:1,540円(本体1,400円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2018年6月20日(水)
  • ISBN:978-4-7973-9413-9
  • サイズ:四六/1色
  • ページ数:192
  • 付録:-
人づきあいに口下手も人見知りも、関係ない

一見、人づきあいが得意そうな人でさえ、人が苦手だったり、怖かったりするがゆえに身につけたものかもしれません。日常的な状況や他人から受けた心理的な負荷によって、体には知らない間に緊張が積み重なっています。つまり「動き」で、自分自身の振る舞いやコミュニケーションを把握し、解決に導きます。

苦手な人に出会ったときにどうするか

苦手な人に会ったときの体の感覚を感じてみると、自身の反応や考えを省みることができます。何を思い、考え、感じながらその反応をするのか。すると緊張した結果の衝突や摩擦を生むような言動ではなく、相手にとっても受け入れやすい素直な言動が見つかります。

座り方が悪いから

話を聞くことに集中できないという悩みは、考え方や性格などととらえず、ラクな姿勢をとれば、改善できます。図①は筋肉の硬直、血流の滞りが出ることで、人の話を聞くことが持続できず、眠くなります。図②のようにラクな姿勢がとれていれば、首や肩を緊張させて無理をして顔を上げずとも、まっすぐ前を向くことができます。

「スワイショウ」

「スワイショウ」とは気功法の1つで、立って両腕を振るけです。動きながら体の感覚に意識を向けられると、いつもは気づいていなかった緊張に自然と気づけます。すると力が抜けてラクになります。

緊張がとれないときのストレッチ

緊張しているけれど、力が抜けないときに行うとラクになるストレッチです。足首をつかんだら、つかんだままひざを伸ばします。ふくらはぎや太ももの裏が少し痛いくらいまで伸ばします。首の力は抜いて、頭を重力に任せて垂らします。

体の向きや位置を調整する

相手の斜め前に正面を向かずに立つと、さらにみぞおちの違和感、体の緊張は緩和されます。自分の体の向き、相手との距離によって、相手の様子も変わります。自分が近づき過ぎれば、相手は過度に緊張し遠ざかれば、緊張はゆるむでしょう。

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著者紹介

1980年生まれ。慶應大学文学部仏文専攻中退。在学中よりカウンセリングのトレーニングを受け始め、セミナー講師なども務める。その後スカウトマンを経てカウンセラーとして活動を開始。クライアントからの要望により、路上ナンパ講習も始める。2010年からコミュニケーションに関する独自のワークショップを開催、現在に至る。2012年には宮台真司氏とのトークイベント「愛の授業」に出演。また2013年には國學院大學にて催眠とコミュニケーションについての講演を行った。著書に『あなたは、なぜ、つながれないのか ラポールと身体知』(春秋社)がある。

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