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日本初「薬やめる科」の医師が教える 薬の9割はやめられる

松田 史彦:著者

長年薬を飲み続けているあなた。このまま薬漬けで本当にいいの?

日本初「薬やめる科」を開設した医師が教える、薬のやめどき、減らし方、やめ方、溜まった毒の消し方。
薬に頼らず、本当の健康を手に入れるための本!!

「薬漬け医療」と言われて久しい日本の医療
。高齢になるほどに、目を覆うばかりの多くの薬を、長期間にわたって出し続ける傾向にあるようですが、死ぬまで投薬する意味が本当にあるのでしょうか?
日本初の「薬やめる科」を設けた松田医院和漢堂院長の松田先生は「多くの医師達は薬が基本的に毒であることを忘れている」、と指摘します。
特に問題となるケースは3つ。

1)高齢者が複数の科から大量の投薬を受けている場合、
2)心療内科、精神科などで数多くの精神安定剤を長期に投与されている場合、
3)繰り返す蕁麻疹、湿疹、アレルギー性鼻炎、喘息等に対して、抗アレルギー薬、ステロイドを長期連用している場合など。

少し周りを見渡せば、このようなケースはたくさん思い当たると思います。
このような状況を少しでも改善するため、松田先生は、「薬やめる科(減薬・断薬サポート)」を開設し、医者が絶対に教えてくれない薬のやめどき、減らし方、やめ方、溜まった毒の消し方をお教えします。
現場で多くの患者を診てきた医師だからこそわかる、断薬の大切さと効果。
長年薬を飲み続けているにもかかわらず、体調不良を抱え続けている人たちへ、「このまま薬漬けで本当に良いのか」を問う本です。

■目次:
はじめに――薬と体調、負の連鎖に歯止めを!
1章 薬が病気をつくる
2章 その薬はいますぐやめられる
3章 減薬から断薬へ
4章 抗精神薬・睡眠薬の恐怖
5章 「薬をやめる科」の挑戦
6章 薬いらずの暮らし方
7章 医療の現実と今後に向けての提言

定価:1,430円(本体1,300円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2018年4月18日(水)
  • ISBN:978-4-7973-9557-0
  • サイズ:B6変/1色
  • ページ数:240
  • 付録:-
薬と体調の悪化、負の連鎖に歯止めを!

本書では、私が数多くの患者さんを診てきた〝現場経験〞に基づき、必要のない薬にはどんなものがあるか、体調を悪化させる薬をどのように減薬・断薬していけばよいか、薬の服用を含めた日常生活のなかで、体内に溜まった毒を排出するにはどうすればよいかなどを述べていきたいと思います。本書は、「このまま薬漬けで本当に良いのか」を問う本でもありますが、さらに「真の健康を手に入れるためには、心や意識の重要性にも目を向けていただきたい」と願う本でもあります。

高血圧は基準値がつくった病気?

「高血圧に相当する人は、4300万人と推計される」というのです。とんでもない数字ではありませんか。いったいどうやってはじき出されたのか。キーワードは「基準値」、つまり血圧がどのくらいであれば高血圧と見なすか、という点にあります。

その薬、本当に必要?

病気を治すはずの薬が、なぜ治療の妨げになるのでしょうか。一番大きいのは、ほとんどの薬が自然界にも、私たちの体にももともと存在しない化合物であるため、そもそも人間の生体に馴染むわけはないことです。つまり、あらゆる薬は基本的には毒なのです、しかしその毒がどうしても必要な事もあるのです。それを上手に使っていくのが医師と患者の共同作業ではないかと思うのです。

うつ病患者が急増しているワケ

患者数が急増したのは、1990年代からです。理由は二つあります。一つは、製薬会社が「うつは心の風邪」なるキャッチフレーズを掲げて、大々的なキャンペーンを繰り広げたことです。それにより精神科や心療内科を受診することへの心理的な敷居が低くなりました。もう一つは、うつ病の定義が拡大解釈され、たとえば身内を亡くして一時的に気分が落ち込んだり、仕事上の強いストレスから不眠や抑うつ症状になったり、はっきりとした原因があるものまで、うつ病としたのです。

降圧剤で脳梗塞に?

ここに興味深いグラフがあります。1970年前後を境に、両者の死亡率が逆転しているのです。この間、何があったのか。実は降圧剤の消費量が増えているのです。あくまで私の仮説ですが、日本人の栄養状態が良くなり、血管が丈夫になったおかげで脳内出血は減ったものの、降圧剤が一つの原因となって脳梗塞が増えた、という見方ができます。

鼻うがいとあいうべ体操で鼻すっきり

鼻腔、副鼻腔、上咽頭、扁桃の環境改善は、健康に欠かせない大事な要素。鼻うがいとあいうべ体操で、すっきりさせましょう。鼻腔、副鼻腔、上咽頭、扁桃の環境改善は、健康に欠かせない大事な要素。鼻うがいとあいうべ体操で、すっきりさせましょう。この体操は〝顔の筋トレ〞になり、自然と口呼吸から鼻呼吸に シフトできます。

頭皮マッサージで血行促進

やり方は簡単。まず頭頂部の中心にある「百会」というツボを、両手の人差し指・中指・薬指の3本で押します。次に少しずつずらしながら、5回ほど押します。さらに頭皮を動かすようにしながら頭全体をほぐし、最後に親指でうなじを軽く押します。やってみるとわかりますが、とてもスッキリします。百会は血行をよくするツボなので、不眠や頭痛、ストレス解消などの効果が期待できます。

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著者紹介

昭和62年 聖マリアンナ医科大学卒業
同年 熊本大学医学部麻酔科入局
平成5年 熊本大学医学部第2内科入局
平成9年 東京女子医科大学附属東洋医学研究所勤務
平成12年~現在 松田医院(現 松田医院和漢堂)勤務
平成12年~15年 熊本赤十字病院健康管理センター漢方専門外来担当
平成14年~24年 NTT九州病院漢方専門外来担当

平成19年5月、「松田医院」から21世紀の医療を実践する「医療法人社団 東医会 松田医院 和漢堂」に。
ストレスや生活習慣、環境汚染からの慢性病のアレルギー疾患、免疫異常疾患、がん、こころの病などが急増しているなかで、それに対応すべき現代西洋医学が見過ごせないほどの薬害、医原病を起こし、医療全体が機能不全となっている現実を前に、食事、生活の改善など基本を指導しながら伝統の漢方、針灸に加え、気功、減・断薬指導、矢追インパクト療法、温熱療法、栄養療法など特殊治療を組み合わせ、さまざまな疾患に対応していく統合医療を行っている。
悩みを抱えた患者さんに真摯に向き合い、「仁」のこころで対応する医院。

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