アルト・ランデオン

ド田舎領地を受け継ぐことになった貧乏男爵家の嫡男。
家の蔵から発見した謎の魔法陣、そこから偶然召還され
《刻の精霊》に無理やり「未来を書きこめる歴史書」を押し付けられる。
楽ができる悠々自適な生活を夢見ており、理想の環境を手に入れるため「未来を書きこめる歴史書」を活用していく。
「さあ、歴史を変えていこう」
エレオノーラ・アグニェッタ

アルトの幼馴染であり、従妹の少女。
外では貴族の令嬢としてお淑やかな振る舞いをしているが、素の性格は感情的になりやすいタイプ。
アルトに恋心を抱いているが、上手く伝えられずいつも空回りしている。
「私だって――アルトの役に立ちたいから!!」
《刻の精霊》クロノ

ランデオン邸の蔵から見つかった召還魔法陣より、歴史書と共に召還された《刻の精霊》。
召還者であるアルトに女神の力が込められた歴史書を押し付け、その行動を観察している。
精霊という高位の存在だが、お調子者で能天気なトラブルメーカー。
「女神スクルド様に仕える〈刻の精霊〉でっす以後お見知り置きを!」
リーゼロッテ・イリスガルド

王国の第一王女にして、病床の国王に代わって国政の決定権を担っている。
清純さと高潔さを併せ持ち、国民からの信も篤い。
とある事をきっかけに、歴史書の力で活躍するアルトに目を留め、王国のために協力を要請する。
箱入りで育ったため、おとぎ話やロマンスあふれる物語にあこがれており、妄想がたくましい面もある。
「ランデオン卿、あなたを呼び寄せた私の目に狂いはなかったようです。」
シャグナ

アグニェッタ領を脅かし、略奪を行う騎馬民族の長。まだ少女ながら卓越した騎乗技術にて部族の長を任されている。
主人公の戦略と歴史書により、敗北した後は主人公の領地にて彼に協力することになる。
気高い戦士であり頑なな面もあるが、利害や仲間のために冷静な思考を行うこともできる。
「グレナ族は皆、大地の子。強ければ、長に選ばれる。」