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黄昏の騎士団、蹂躙、蹂躙、蹂躙す

あわむら赤光:著者 / 夕薙:イラスト

裏城紫苑は余命少ない末期患者の少年。
生きる楽しみを何一つ知らず死にたくない――
そう闘病を続ける姿が、天上界の姫エミルナの目に留まった。

「適格者よ。
我が”不死の騎士公《ジ・イモータル》”となり、
不死者の生を存分に楽しむがいい!」

不滅の肉体と、『他者にも不死性を与える』規格外の力を得る紫苑。
そして、彼が見出した喜びとは……

――エミルナの右腕として無敵の私設兵団《黄昏の騎士団》を結成し、
地上を支配せんとする天上界の王族を殲滅することだった!

「強くなって悪い奴らを踏みにじる。
これより気持ちいいことってある?」

不死の暴力。不滅の純愛。
今、灰色だった人生への大反逆が始まる!

正義を娯楽とし圧倒的な力で為す独善懲悪バトルパレード、開幕!!

定価:682円(本体620円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2019年4月15日(月)
  • ISBN:978-4-8156-0018-1
  • サイズ:文庫
  • ページ数:328
  • 付録:-
裏城紫苑(うらしきおん)

余命わずかな重病患者だったが、エミルナと契約を交わし天上天下を揺るがす「不死の騎士公」となる。不死不滅の肉体とありあまる心力、さらに天才的な能力の活用法で敵を蹂躙。死ぬはずだった人生の幸運なる延長戦を、愛するエミルナのために捧げることを誓う。

エミルナ

雲上界の天位争奪戦から逃げるように地上におりてきた王族。八兄妹の中でただ一人、人類の幸せを願っている。『月』の王権を持つも、それを戦闘に活かす手を見出せずにいた。紫苑と出会い、『月』こそが戦局に最大の影響を及ぼしうると知る。

上坂蒔ヱ(かみさかまきえ)

病床の紫苑を世話していた看護師で、優しくえっちなおねえさん。その正体はエミルナに100年仕える忠義の騎士。権能は時間を操る「時の特権」で戦闘でも大いに頼れる。紫苑が現れるまで月の陣営を代表する存在だった。

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著者紹介

広島県出身。
第1回GA文庫大賞《奨励賞》受賞。
代表作にTVアニメ化作品『聖剣使いの禁呪詠唱』のほか、
『我が驍勇にふるえよ天地』、『あるいは現在進行形の黒歴史』や『百神百年大戦』など。

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