裏城紫苑(うらしきおん)

余命わずかな重病患者だったが、エミルナと契約を交わし天上天下を揺るがす「不死の騎士公」となる。不死不滅の肉体とありあまる心力、さらに天才的な能力の活用法で敵を蹂躙。死ぬはずだった人生の幸運なる延長戦を、愛するエミルナのために捧げることを誓う。
エミルナ

雲上界の天位争奪戦から逃げるように地上におりてきた王族。八兄妹の中でただ一人、人類の幸せを願っている。『月』の王権を持つも、それを戦闘に活かす手を見出せずにいた。紫苑と出会い、『月』こそが戦局に最大の影響を及ぼしうると知る。
上坂蒔ヱ(かみさかまきえ)

病床の紫苑を世話していた看護師で、優しくえっちなおねえさん。その正体はエミルナに100年仕える忠義の騎士。権能は時間を操る「時の特権」で戦闘でも大いに頼れる。紫苑が現れるまで月の陣営を代表する存在だった。