
一般教養としてのプログラミングの教科書
現代のビジネスシーンでは、ExcelなどのOfficeアプリケーションはもとより、仕事を効率化するIoTサービスなど、さまざまなプログラムが利用されています。そして、ビジネスでプログラムを利用する人においては、プログラミングを「学ぶ」とは、単にソースコードの書き方を学習するのではなく、そうしたプログラムなどの「仕組み」を理解し、それを有効に活用するための考え方を身につけていくことが重要です。
本書は、主にビジネス層(ノンプログラマー)の方々に向けて、「プログラミング力」を身につけるために必要な知識と体験を提供します。
・ビジネスにおいてプログラミングを学ぶ意味
・プログラミングを身につけるために学習すべきこと
・プログラム(ソースコード)を書くための基礎知識
・Pythonによるプログラムの体験
IoTサービスやAI(人工知能)、データサイエンスなど、高度なデジタル技術の「仕組み」を理解し、効率的に利用していくための「プログラミング力」を身につけましょう。
Chapter 1 プログラムを知る
・ビジネスシーンにおけるプログラムの存在
・プログラムとはコンピュータへの「命令」である
・プログラムはあらゆる場所で使われている
・プログラムは誰が作るのか?
・プログラムはどのように作られるのか?
Chapter 2 学ぶべきこと
・日常生活の「手順」を想像する
・プログラミングの目的を明確にする
・プログラミングと仕事の関係を理解する
・プログラミングの学び方
Chapter 3 仕組みを理解する
・コンピュータ(=道具)の起源
・アナログとデジタル
・コンピュータの構成原理
・コンピュータの歴史
・コンピュータとインターネット
・サービスシステムの構成
Chapter 4 プログラミングの基礎
・日常生活のアルゴリズム
・コンピュータのアルゴリズム
・プログラミングの文法①:構造
・プログラミングの文法②:変数
・プログラミングの文法③:演算子
・プログラミングの文法④:配列&制御文
・プログラミングの文法⑤:条件分岐
Chapter 5 プログラミングを体験する
・開発環境の導入
・Pythonによる職場で役立つ簡易アプリの作成