SBクリエイティブ

色鉛筆で写真のような絵が描けるようになる本

慧人:著者

透明感やみずみずしさも表現できる!

はじめて色鉛筆で絵を描く人でも大丈夫!

この本は、色鉛筆で「写真のようなイラスト」を描くための方法を解説しています。この方法を用いれば、まるで実物が目の前にあるかのようなリアルさで、色鉛筆画を描けるようになります。著者はテレビやSNSなどで活躍中の慧人氏で、必要な道具、色鉛筆画の基本はもちろん、色鉛筆画の製作の流れを写真で解説するので、抜群のわかりやすさです。題材は、果物、宝石、スイーツ、花びら、はさみ、ホチキス、絵の具、コップ、水滴などさまざまで、平面編だけでなく立体編もあります。金属の光沢やガラスの透明感、果物や花びらのみずみずしさ、スイーツのおいしそうな感じなども表現できるようになります。

■ギャラリー写真のような色鉛筆画の世界

■Part1 写真のような色鉛筆画を描く準備と基本
色鉛筆画で使うさまざまな道具
塗り方の基本
色鉛筆の持ち方
クロスハッチング
クロスハッチングを塗り重ねることによる濃淡の違い
クロスハッチングの応用
円形グラデーションの描き方
グラデーション塗りの基本
グラデーションを練り消しでつくる
グラデーションを2色でつくる
クロスハッチング以外の塗り方
白ボールペンの使い方
広い範囲の塗り方
題材の撮影方法
平面絵と立体絵の違い

■Part2 色鉛筆で写真のような「平面絵」を描く
初級01 水滴を描く
水滴の下書きをする
水滴そのものに写り込んでいる影の下絵を描く
水滴の「透明感」を出す
ここまで描いてきた部分をぼかす
水滴そのものに写り込んでいる影を描く
水滴がつくる影を描く
光の屈折を表現する
初級02 はさみを描く
はさみの下書きをする
はさみの持ち手(上側)を塗る
はさみの持ち手(下側)を描く
はさみの刃を描く
中級01 花びらを描く
花びらの下書きをする
向かって「右側の花びら」を描く
向かって「左側の花びら」を描く
花びらにハイライトを入れる
中級02 エメラルドを描く
下書きを描く
白黒の「鉛筆画」のようなイメージで描く
いろいろな「グリーン」で色をつけ始める
エメラルドの内側をグラデーションで描く
上級01 みかんを描く
みかんの下書きを描く
みかんの「中心部」を描く
みかんの「実」を描く
みかんの「実の濃い部分」を描く
みかんの「皮」を描く
みかんの「ハイライト」を描く
上級02 絵の具を描く
絵の具の下書きを描く
絵の具の「白い部分の影」を描く
絵の具の「濃い青」と「にじみ」の部分を描く
絵の具の青と白が「混ざり合っている」部分を描く
絵の具の青と白が「混ざり合っている」部分を描く
絵の具の影に色をつけていく
絵の具そのものの影を描く
ハイライトを入れる

■Part3 色鉛筆で写真のような「立体絵」を描く
「立体絵の下書き」をつくるまでの準備
題材の写真を撮影する
スキャンアプリでスキャンする
スキャンしたあと
グリッド線の書き方
紙に同じ数のマス目を描く
初級01 色鉛筆を描く
色鉛筆の下書きを描く
下の赤い色鉛筆を描く
削られた木の部分を描く
上の黄色い色鉛筆を描く
色鉛筆の影を描く
初級02 マカロンを描く
マカロンの下書きを描く
右のマカロンに色をつけていく
右のマカロンをぼかす
右のマカロンの各部の色を微調整する
左のマカロンに色をつけていく
マカロンがつくり出す影を描く
マカロンがつくり出す影をぼかす
マカロンのハイライト部を再現する
中級01 ホチキスを描く
ホチキスの下書きを描く
ホチキスの持ち手(手前側)を描く
ホチキスの持ち手(奥側)を描く
ホチキスの可動部を描く
ホチキスの持ち手を塗り重ねる
ホチキスの持ち手をぼかしていく
ホチキスの金属部分をぼかしていく
光の反射を表現する
ホチキスの影を表現する
カッターでケント紙を切る
ハイライトを入れる
中級02 ガラスのコップを描く
ガラスのコップの下書きを描く
ガラスのコップの影を描く
消しゴムで細かい部分を修正する
光が透けている部分を表現する
ガラスのコップの影をぼかす
反射している部分を描く
ハイライトを入れる
コントラストを強める
グラスのコップに透けている背景の机を描く
ケント紙をカッターで切る
実物の机と透けている背景の机の色を合わせる
細かい映り込みを再現する
ガラスのコップの影を描く
上級01 ワイングラスを描く
ワイングラスの下書きを描く
台座(フット)と脚(ステム)を描く
ボウルを描く
リム(飲み口)を描く
ボウルとリム(飲み口)の内側を描く
上級02 いちごタルトを描く
いちごタルトの下書きを描く
スポンジ部を描く
いちごのベース部を描く
いちごの影の部分を描く
いちごの「鮮やかな赤」を描く
いちごのつぶつぶなどディテール部を描く
タルトの外側を塗る
タルトの影を塗る
ケント紙のカット

定価:2,200円(本体2,000円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2023年6月27日(火)
  • ISBN:978-4-8156-1261-0
  • サイズ:B5判
  • ページ数:144
  • 付録:-
  • 硬いものの質感を正確に読み取って描いてほしい。面を描く練習になる。グラデーションがランダムではなく均等になっていたりするのがポイント。宝石は難しそうに見えるが意外と簡単なのでチャレンジしてほしい。下書きのポイントは、面がはっきりと分かれているので、線を丁寧に書く。そのため定規を使っている。端などはフリーハンドもある。

  • ルミナンス(カランダッシュ)220番。パッと目で見て緑色に見えるところを塗っていく。かなり広い範囲で塗っていく。ゴリゴリ強く塗ってよい。

  • ルミナンス(カランダッシュ)220で、濃いところを中心に色むらをつくっていく。強く塗る。

  • ポリクロモス(ファーバーカステル)162番で、白く抜いていた部分(2本の線路のような箇所)の上から塗る。そのほかの白い部分もこの162番で塗っている。

  • ルミナンス(カランダッシュ)220で、右下の三角形に近い形の部分を強く塗る。上に行くにつれてだんだんと弱く塗り、グラデーションをつける。

  • ルミナンス(カランダッシュ)002を塗り終えたところ。

  • ポリクロモス(ファーバーカステル)199番を塗り終わったところ。上のほうは若干薄い。

  • 完成。ハイライトはいつものボールペンだ。右上と下の大きなハイライトはボールペンではなく、色を抜いてあるだけだ。

サポート情報はありません。ご不明な点がございましたら、こちらからお問い合わせください。

著者紹介


関連商品のご案内

もっと見る

試し読み新着お届け

もっと見る