SBクリエイティブ

絶望令嬢の華麗なる離婚2

高槻和衣:著者 / 白谷ゆう:イラスト

~幼馴染の大公閣下の溺愛が止まらないのです~

故郷ロゼウェルへの里帰りは大忙し!
コミカライズ企画進行中!

二度と戻れないと思っていた生まれ故郷ロゼウェルへの里帰りを兼ねたバカンス。
帰ったばかりのエリザベスはカイルとともに両親から社交関係をほぼ丸投げされ、バカンスとは程遠い忙しい日々を過ごす羽目になり、感傷に浸るひまもないほど。
そんなある日、親族の中で一番口うるさい叔母テレーズ・ワルド子爵夫人がローズベル家を訪れてきた。両親やカイルの居ない場を狙うようにしてはエリザベスに叱責や嫌味を浴びせかける叔母。そのやり取りの中、叔母が侯爵家との婚姻の橋渡し役だったことを知る。絶望で塗りつぶされたような前の人生が始まるきっかけを作ったのが叔母だと知り、動揺するエリザベス。叔母はローズベル家の社交の発言権を強めるためになのか、王都の商人の詐欺行為に関与していて――。

どん底の絶望から幸福の絶頂まで目まぐるしく変わるエリザベスのやり直し人生、第二弾!

定価:1,320円(本体1,200円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2023年3月10日(金)
  • ISBN:978-4-8156-1917-6
  • サイズ:46判
  • ページ数:304
  • 付録:-
  • エリザベス・ティア・ローズベル

    ロゼウェルでのバカンス

    「ようこそ、ロゼウェルへ。私はローズベル辺境伯長子のエリザベスですわ。今はロッテバルト侯爵家に嫁いでいますけど、バカンスシーズンなので里帰り中ですの」

  • カイル・リューベルハルク

    優しさ?

    「カイルは……?」
    「もちろん、同行させてもらうよ」
    「……着替えるのだけど」
    「ろっ……、廊下! 廊下で、待ってる」

  • デルフィーヌ・ロゼリア・ローズベル

    薔薇の中の薔薇

    若い頃は王都に居を構える伯爵家の令嬢で、薔薇の中の薔薇と讃えられた美貌の淑女。
    紫の瞳、毛先にいくほど赤みの強くなる絹糸のようにしなやかな白金の髪は、朝霧に濡れる薔薇とも称えられる。

  • ナイジェル・イルクール・ド・リリエンタール

    殿下登場!

    「やあ、久しぶり。エリザベス嬢」
    明るい朗らかな声が響く中、突然の訪問に頭の中は真っ白で、カイルの渋顔の理由を察することもできぬまま。
    ――もうっ! 殿下もダメに決まってるじゃない!

サポート情報はありません。ご不明な点がございましたら、こちらからお問い合わせください。

著者紹介

著者・高槻和衣

投稿サイト「小説家になろう」で活動しており、本作でデビュー。

イラスト・白谷ゆう

ライトノベルなどで活躍するイラストレーター。『義妹が聖女だからと婚約破棄されましたが、私は妖精の愛し子です』(角川ビーンズ文庫)、『後宮の生贄妃 ~呪われた少女が愛を知るまで~』(スターツ出版文庫)、『悪役令嬢の華麗なる逃亡劇』(アイリスNEO)などを担当。

関連商品のご案内

もっと見る

試し読み新着お届け

もっと見る