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極彩の夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。

志馬なにがし:著者 / raemz:イラスト

「かけるくんと出会えて、よかった」
第15回GA文庫大賞《大賞》受賞作、感動のアフターストーリー。

「じっとしてて、花びらがついてる」
桜が満開を迎えた四月、東京の夜。
目が見えない大学生・冬月小春は今、好きな人と過ごしている。名前は空野かける。三年前に出会った彼は、少し高い声でいつもこうしてそっと気遣ってくれる。顔は見れないけど、とても素敵な人だってわかる。そして、私に未来をくれた大切な人。
けれど、奇跡がいつまでも続くとは限らない。でもきっと、うれしいこともつらいこともこれからの人生全部が、あの日見上げた花火みたいに極彩に色づいていくと思う。
――GA文庫史上、最も不自由な恋の続きを描いた感動の後日談。
「かけるくんと出会えて、よかった」

定価:770円(本体700円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2024年8月9日(金)
  • ISBN:978-4-8156-2146-9
  • サイズ:文庫
  • ページ数:240
  • 付録:-
GA文庫大賞4年ぶり《大賞》受賞作! 『このライトノベルがすごい!2024』 総合新作部門第3位(文庫部門5位)
  • 冬月小春(ふゆつきこはる)

    「花火って、目で楽しむだけじゃないんですよ?」

    東京の大学に通う一年生で、月島在住。
    いつも明るく前向き。
    好きな飲み物は砂糖多めのミルクティー。
    目が見えない。

  • 空野かける(そらのかける)

    「昔から目立つ人とか好きじゃないんだよ」

    大学進学を機に上京。
    内気な性格で、他人と深くかかわろうとしない。
    事なかれ主義。キャンパスまで徒歩1分の学生寮に住む。

  • 早瀬優子(はやせゆうこ)

    「空野くんって同じ学科だよね?」

    冬月の友人。よく一緒に講義を受けている。
    大学デビューをきっかけに、学祭運営や学生ボランティアに関心を寄せる。

  • 鳴海潮(なるみうしお)

    「空野、一限ちゃうん? また夜更かししたんやろ」

    かけると同じ寮でルームメイト。
    見かけによらず、意外と家庭的(?)
    関西出身だが、もんじゃ焼きを作るのが上手。

舞台は東京・月島。 隅田川が海に変わる街で始まる物語。
読者から感動の声、続々!!

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著者紹介

著者・志馬なにがし

山口県出身、山口県在住。2023年『東京夜花』で第15回GA文庫大賞《大賞》を受賞。同作を改題し、『透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。』でデビュー。また、同作が『このライトノベルがすごい!2024』(宝島社刊)にて総合新作部門第3位にランクイン。最新作『夜が明けたら朝が来る』が2024年8月にGA文庫より発売。

イラスト・raemz

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