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精神科医が教える「静かな人」のすごい力

大山栄作:著者

内向型が「秘めたる才能」を120%活かす方法

●「静かな人」には、科学的に「すばらしい潜在能力」が秘められている。

ビル・ゲイツ、ウォーレン・バフェット、
マーク・ザッカーバーグ、イーロン・マスク…。
ケタ外れの活躍をしている人には、
「内向型」が非常に多い――。

それもそのはずで、近年、
世界の研究機関で次々と、
内向型の「秘めたる潜在能力」が
科学的に証明されてきている。

冷静さ、思慮深さ、洞察力、客観力、
独創性、集中力、傾聴力、共感力……。

内向型には本来、科学的に
「すばらしい能力」が備わっている。
現代の”極端すぎる外向型社会”が、
その才能にフタをしているだけだ。

脳科学、心理学から神経科学まで――。
本書では、自身も「内向型」の米国・精神科医が
延べ1万人以上を診てきた経験と
世界の科学論文など最新のエビデンスに基づき、
内向型が「本来持ち合わせている才能」を
再認識するとともに、
その「選ばれし潜在能力」を
フルに開花させる方法をお伝えしていく。

【目次】
■プロローグ 騒がしすぎるこの世界に潜む「静かな才能」
■序 章 なぜ「静かな人」こそ最強の生存戦略なのか?
■第1章 冷静さ――「静かな存在感」で人を魅了する
■第2章 思慮深さ――「一目置かれる静かな人」になる
■第3章 洞察力――静かに瞬時に「本質を見抜く」
■第4章 客観力――芯のある「静かな生き方」が信頼を生む
■第5章 独創性――静かな人の脳裏に溢れる「豊かなアイデア」
■第6章 集中力――外見の静かさと相反する「内面のパワー」
■第7章 傾聴力――静かに聞いて、「静かな影響力」を発揮する
■第8章 共感力――「静かな気くばり」で、人の気持ちに寄り添う

定価:1,760円(本体1,600円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2024年2月28日(水)
  • ISBN:978-4-8156-2434-7
  • サイズ:46判
  • ページ数:288
  • 付録:-
  • ・外向型社会・アメリカで苦しんだ「内向的な精神科医」
    ・「2人に1人」が内向型
    ・極端すぎる外向型社会が「隠れた才能」にフタをする

  • ◎ステラワークスが「世界的ブランド」になれた理由
    ◎「内向的なリーダー」はチームの効率を%上げる
    ◎世界の「ギフテッド」の70%が内向型
    ◎これからハーバード医学部は「内向性」を合格条件にする
    ◎「内向型のDNA」が人類を進化させてきた
    ◎「芯のある生き方」が現代に活かされる
    ◎ビル・ゲイツ、バフェットに見る「静かな人のパワー」
    ◎“ありのまま”でこそ開花される「眠れる才能」
    ◎静かな人の「8つの潜在能力」 …など

  • ◎内向型が、人類の「予測不能な事態」に対処してきた
    ・「自分の内面」に注意を向ける
    ◎全体を落ち着いて見られる
    ◎「ブレーキを踏める」から成長し続けられる
    ◎こっそり他人を観察するように「自分を観察」する
    ・静かな人は「メタ認知」がうまい
    ◎「五感」を使って、注意をそらす
    ◎冷静さをフルに開花させる「6秒ルール」の魔法
    ・「タイムアウト」で流れや状況を中断する

  • ◎『ゴッドファーザー』:静かな統率力を発揮する“静かな三男”
    ・他の人には至らない深さ
    ◎とある「静かな精神科医」の話
    ◎脳が「深く考える」ようにできている
    ・なぜ深く考えられるのか?
    ◎静かな人の脳は「瞑想する人の脳」と同じ状態
    ◎「思慮深さ」を活かす1日5分“自分を知るノート”

  • ◎フランク・ザッパ―洞察力に優れた「静かなミュージシャン」
    ◎小さなサインから「本質」を見抜く
    ◎脳が「多角的に分析できる」ようにできている
    ◎「成功法則を見つける力」が高い
    ・内向型の高い「抽象化する力」
    ◎0ベースで考える方法―洞察の邪魔をするのは「思い込み」
    ◎「見て、言葉にする」―洞察力を磨くレッスン

  • ◎「ぼくは内向型の人のほうが、信頼できるんだ」
    ◎「アサーティブネス」が高い
    ・「他人からの信頼」を一身に集める
    ◎「あなた」という二人称で自分に語り掛ける
    ◎「知的謙虚」でいる
    ◎「自分の中の他者」と話す
    ◎自分に手紙を送る

  • ◎『ビューティフル・マインド』:ノーベル賞と内向性
    ◎アップルの成功を導いた「魅力溢れる内向型」
    ・不可能を可能にした「静かなスティーブ」
    ◎トレンドに流されず、「自分の内面」を重視する
    ◎“自分モード”を取り戻す「余白」のススメ
    ◎アダム・グラント―「独創性」を発揮する法
    ◎「専門外のこと」が内向型の独創性を呼び覚ます

  • ◎イーロン・マスク、ビル・ゲイツ―静かな人の「超・集中力」
    ・「自分の内側」に意識を集中させやすい
    ◎内向型が持つ「エネルギーを内に向ける力」
    ◎なぜ静かな人は「驚異的な集中力」を発揮するのか?
    ◎「自分の内側」を意識し、集中力のスイッチを入れる
    ・「脳の自動操縦」を働かせやすい
    ◎「オリンピック金メダリスト」に学ぶ集中力の持続法

  • ◎ジャン・ルノワール:「聞く力」でチームを統率する“静かな天才”
    ・内向性が活きた傑作『大いなる幻影』
    ◎「自分の内面」に興味があるから、「他人の内面」にも興味がある
    ◎傾聴力を発揮する「カール・ロジャーズの傾聴法」
    ・静かに聞くための「原則」
    ◎もっと傾聴力を高める法
    ◎傾聴で「静かな存在感」を発揮する

  • ◎『グッド・ウィル・ハンティング』:内向型の類まれな共感力
    ・MITの教授を唸らせる「静かな天才」
    ・「秘めたる共感力」が呼び覚まされる
    ◎人類を進化させた、静かな人の「情緒で人をまとめる力」
    ◎「自分の気持ち」を他人に応用するのがうまい
    ◎もっと共感力を磨く方法

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著者紹介

著者・大山栄作

大山栄作(おおやま・えいさく)
米国・精神科医。自身も内向型。マンハッタン精神医学センター精神科医。安心メディカル・ヘルス・ケア心療内科医。米国精神神経学会認定医。米国精神医学協会(APA)会員。
1993年東京慈恵会医科大学卒業。聖路加国際病院 小児科、慈恵病院 精神科を経て、埼玉県立越谷吉伸病院 精神科医長。2005年よりシティ・オブ・ホープ・メディカル・センター、ハーバーUCLAメディカルセンターにて、精神疾患の分子生物学的研究に従事。
2012年マウントサイナイ医科大学精神科研修修了、現在に至る。日本で10年以上、米国で10年以上の臨床経験をもつ。

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