SBクリエイティブ

尿で寿命は決まる

堀江重郎:著者

泌尿器の名医が教える 腎臓・膀胱 最高の強化法

夜、3回以上トイレに起きる人は、死亡率が2倍!
がん・高血圧・腎臓病・糖尿病・脳梗塞・心筋梗塞…泌尿器の名医が教える最強の健康法

排尿という行為は、本来、人間にとってとても気持ちのよいもの。
楽しくない排尿は、人生において大きなマイナスだ。
さらに近年、頻尿や逆にトイレに行く回数が極端に少ないのは、
重大な病気のサインである可能性が高いということも明らかになってきた。
本書は、おしっこと病気の危険性や寿命との関係性を示しながら、
いくつになっても気持ちよく排尿し、長生きするための尿活トレーニングを紹介する。

1章 そもそも「健康なおしっこ」とは?
●象も犬も人間も、「健康なおしっこは21秒間」
●スッキリ出し切る「快尿」の条件とは?
●加齢と「おしっこの悩み」は切っても切れない

2章 どうなると「不調なおしっこ」?
●1日の「おしっこの回数」、どれくらいですか?
・頻尿と夜間頻尿、より深刻なのはどっち?
・「出にくい」「残っている感じがする」のはなぜ?
●急に強い尿意が起こる「過活動膀胱」とは?
・「トイレの心配」が人生の楽しみを損ねている
・過活動膀胱の一番の原因番は「膀胱の血流低下」
●膀胱が「硬くなる」2つの理由
・血管の「サビ」が頻尿を引き起こす
・排尿と「男性ホルモン」の意外な関係
●太っている人は、トイレが近い
・なぜ、「食べ過ぎ」が頻尿を助長するのか
・まだある、「肥満が頻尿を招く」理由
・高齢者になると、むしろやせているほうが頻尿?
●小さいけれど大きな悩み「漏れてしまう…」
・「尿失禁」の種類は3つ
●男性の尿トラブル、ほとんどの原因は「前立腺肥大症」
・進行すると、「尿が溜まっても出せない」事態に
・前立腺肥大症はなぜ起こる? どんな人がなりやすい?
・飲酒や風邪薬に要注意
●「気がついたらズボンにシミが!」の意外な理由
・原因は、「男性用便器の形」と「姿勢」にあるかも?
・トイレの後で「チョイ漏れ」しないコツ
●「大人のおねしょ」は、なぜ起こる?
・たいていはストレスが原因
・病気、深酒でおねしょが起こることも
・布団や下着が湿る程度なら、前立腺肥大症か過活動膀胱
●トイレが「遠く」なるのも危険!「低活動膀胱」
・膀胱が伸びきり、「尿意」の感覚が死んでしまう
・行き着く先は「慢性腎臓病」
●もっと社会活動を楽しむために 心強い尿漏れパッド・オムツ

3章 「おしっこでわかる病気」とは?
●「夜、3回以上、おしっこで起きる人」は長生きできない?
・細胞の「サビ」と「コゲ」が万病のもと
・夜間頻用は、細胞のサビが進んでいるサイン
●尿には「からだの情報」がいっぱい詰まっている
・健康診断でとられる「おしっこ」で何がわかる?
・「尿検査テープ」で、自宅でもぜひ尿の観察を
●おしっこで、こんなことが気になったら……
・尿の「色」濃いおしっこは問題なし、血尿はすぐに病院へ
・尿の「泡立ち」泡立ちが多く、しばらく消えないなら病院へ
・尿の「にごり」感染症のサインかも?
・尿の臭い 多くは「気のせい」、ほかの症状も見られたら病院へ
・排尿時の「痛み」女性は膀胱炎、男性は尿道炎の可能性
・「排尿困難」「残尿感」加齢でなければ、感染症と結石のサイン
●ほんとに痛い!「尿路結石」は、なぜできる?
・結石になりやすい人はどんな人?
・結石の除去は「水分で流す」「溶かして流す」「砕いて流す」
●腎臓は、一度壊れたら回復できない
・濾過機能が下がる「慢性腎障害」
・腎臓に行く血液が減る「急性腎障害」
●腎臓が悪い人は、「痛風」にもなりやすい
・なぜ、「痛風になると、おいしいものが食べられなくなる」のか?
・腎臓が尿酸を漉しとれなくなると、痛風になる
●入院治療が必要なことも!「腎盂腎炎」「前立腺炎」
・「急性腎盂腎炎」と「慢性腎盂腎炎」
・前立腺炎は、すべての年齢層の男性に起こりうる
●おしっこにまつわる「がん」の話
・腎臓がんになる日本人が増えている
・肥満は、腎臓がんの一大リスク
・「塩」が腎臓に与えるダブルパンチ
・日照時間の短い地域では腎臓がんが多い
・膀胱がんは、早期発見・早期治療が可能ながん
●泌尿器科を受診するときの心得
・尿にはいろいろな情報が詰まっているからこそ、病院へ

4章 「尿活トレーニング」で「元気なおしっこ」をつくる!
●「尿活トレーニング」で尿トラブルを予防、軽減!
・衰えた筋肉は、動かせばよみがえる
・「運動が快尿につながる」という実証研究も
●毎日、とり入れたい「快尿食」
・キーワードは「アルギニン」と「シトルリン」
・たとえば「ゴーヤーチャンプル」「スイカと豚肉の炒め物」は最強
・おしっこの悩みを改善するサプリ
●尿トラブルが起こってきたら――症状別・日ごろの心得と注意点
●腎臓と膀胱を死ぬまで守る黄金ルール
・男性42歳、女性52歳が「血管年齢の曲がり角」
・「塩分過多+糖質過多」は、腎臓がんを招く最悪の組み合わせ
・運動は、ジムより屋外で行ったほうがいい
・膀胱がんの予防には、「まず禁煙」と「クルクミン」
●本当は恐ろしい「糖質制限」「肉食メイン」の食生活
・「肉ばかり食べる人」は、腎臓をいじめている
・「男性ホルモンには糖質が必要不可欠」という事実
●再発しやすい「膀胱炎」を予防する簡単な方法
・「冷え」「不衛生」「生活リズム」に気をつけ、「緑茶」を飲む
・女性の排尿は「横綱の土俵入り」がいい

定価:1,540円(本体1,400円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2023年12月24日(日)
  • ISBN:978-4-8156-2455-2
  • サイズ:46判
  • ページ数:192
  • 付録:-

サポート情報はありません。ご不明な点がございましたら、こちらからお問い合わせください。

著者紹介

著者・堀江重郎

泌尿器科医、医学博士。1960年生まれ。東京大学医学部卒業。日米の医師免許を取得し、米国で腎臓学の研鑽を積む。2003年帝京大学医学部主任教授、2012年より順天堂大学大学院医学研究科泌尿器外科学主任教授。腎臓病・ロボット手術の世界的リーダーであり、科学的なアンチエイジングに詳しい。日本抗加齢医学会理事長、日本Men’s Health 医学会理事長。

関連商品のご案内

もっと見る

試し読み新着お届け

もっと見る