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Agentic Coding 生成AI時代のシステム開発入門

渡邉 洋平:著者

Vibe Codingを超えてAgentic Codingへ
生成AIが実現する新時代のシステム開発を学ぶ1冊

#本書の内容
2022年にChatGPTが登場してから約4年。今も「生成AI」は話題の中心にあり続けています。かつて「もうLLMの話は飽きた」と言っていたプログラマーたちが、今では「どのLLMがすごいか」「AIエージェントにどう乗るか」「AIをどうコーディングに活かすか」と熱心に語っています。この急激な変化に戸惑っている方も多いのではないでしょうか。

2024年末の時点では、AIによるコーディング支援はあくまで「副操縦士(Copilot)」でした。しかし今日のCoding Agentは自らコードを読み書きし、コマンドを実行する「操縦士(Pilot)」へと進化しています。エンジニアリングの舵取りは、もはやエンジニアではなくAIが中心になるのかもしれません。

こうした大きな潮流の中で、私たちに求められるのは、AIエージェントをやみくもに排斥することでも、シンギュラリティを盲信することでもありません。「システム開発にAIエージェントがある前提の時代」 に向けて、自分自身のスタイルをどう変え、どう成長していくかを考えることです。

生成AI、とりわけAIエージェントがもたらすこの変革期に、ITエンジニアはどう向き合えばよいのか。本書ではハンズオンによる具体的な利用例を示しながら、その道筋を描いていきます。

#本書の目的
● Coding Agentについての基本的な概念を整理する。
● Vibe Codingを体験し、Coding Agentの性能を体感する。
● Agentic Codingで開発を進め、実践的なCoding Agentの使い方を理解する。

●Contents

はじめに: コーディングに何が起こっているのか

PART1: LLMユーザーとしての基礎知識
1.1. 大規模言語モデル(LLM)とは
1.2. モデルとプロバイダ
1.3. プロンプト

PART2: Coding Agentの基礎知識
2.1. AIエージェントとは
2.2. Coding Agentとは
2.3. Context Engineeringとは
2.4. Coding Agentの機能の概念

PART3: Vibe Codingを試してみよう
3.1. Coding Agentとの開発スタイル
3.2. Vibe Codingとは
3.3. 本書における開発環境の前提
3.4. Clineのセットアップ
3.5. Vibe Codingの実践

PART4: Agentic Codingに向けて
4.1. Vibe Codingの振り返り
4.2. Coding Agentに委ねたときに起こること
4.3. 正しい委ね方の作法
4.4. エージェントへのガードレール

PART5: Agentic Coding – 開発基盤構築
5.1. Agentic Codingとは
5.2. 開発環境の準備
5.3. モノレポ環境の強化
5.4. 動作確認

PART6: Agentic Coding – コーディング
6.1. コーディングの進め方
6.2. 要求からの設計書作成
6.3. 共通部分
6.4. バックエンド
6.5. フロントエンド

PART7: Agentic Coding – リリース
7.1. リリースの進め方
7.2. MCPの設定
7.3. デプロイ環境の実装
7.4. デプロイ
7.5. デプロイ後の動作確認
7.6 商用リリースまでに取り組むべきこと

PART8: Agentic Coding – 実践のヒント
8.1. ハンズオンの次に何をすべきか
(カスタムスラッシュコマンドからAgent Skillsへ/ CLI型エージェントへの移行/ 非同期・平行実行への展開)
8.2. Agentic Codingのコツ
(プロンプトを残すかどうか/ Coding Agentとの距離の取り方/ 自動テストは「必須」とする/ Agentic Codingは再帰ループである/ Context Engineeringについて/ 「ブレーキ」としてのレビュー/ プロンプトのコツ)

おわりに: エンジニアは不要になりますか?

定価:3,300円(本体3,000円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2026年5月2日(土)
  • ISBN:978-4-8156-3659-3
  • サイズ:A5判
  • ページ数:272
  • 付録:-
  • Coding Agentを使いこなすには、自然言語で指示を出すだけでなく、その中核にあるLLMへの理解も欠かせません。まずは奥深いこのテーマを必要最小限に絞って、Coding Agentを使い始めるうえで土台となる知識をわかりやすく整理していきます。

  • LLMの基礎を踏まえたうえで、ここからはその力をコーディングに特化して引き出す「Coding Agent」という技術領域を見ていきましょう。実践を進めるために押さえておきたい知識を整理します。

  • ソフトウェア開発の現場はいま、AIを前提にした新しい形へと大きく動き始めています。人間とAIの役割がどう変わるのかを見つめながら、Vibe Codingを通して「何をAIに委ねるのか」という感覚を掴んでいきます。

  • わずか数時間で形になったVibe Codingの成果物を改めて見直し、それが本当にプロダクション環境で通用するのかを検証します。エージェントに任せきりにすると何が起きるのかを振り返りながら、品質を担保するために必要な人間の役割を考えましょう。

  • Vibe Codingとは異なり、実務に耐えるプロダクション志向の開発スタイルであるAgentic Codingを学びましょう。責任ある商用システム開発へどのように活用するのか、その土台となる開発環境設計からガードレール作成までを見ていきます。

  • 整えてきた開発基盤を土台に、Agentic Codingによるアプリケーション開発を実践していきます。要求仕様の策定から設計、バックエンドやフロントエンドの実装まで、エージェントとの対話を通じて段階的に進める具体的なプロセスを追っていきます。

  • 開発したアプリケーションを実際にAWS環境へデプロイし、E2Eテストで品質を担保するまでの一連のリリースプロセスをたどります。MCPサーバーを活用したインフラ構築からCI/CDパイプラインの整備、デプロイ後の動作確認まで、エージェントと協働しながら実践しましょう。

  • LLMの基礎からCoding Agentによる実践的な開発、リリースまでを踏まえたうえで、筆者がAgentic Codingを通じて得た知見や考え方を整理していきます。各トピックは独立しているため、関心のあるテーマから読み進めることができます。

サポート情報はありません。ご不明な点がございましたら、こちらからお問い合わせください。

著者紹介

著者・渡邉 洋平

NTTテクノクロス株式会社所属。アーキテクトおよびインフラ運用設計としてシステム開発に従事。AWS Ambassador、AWS Community Builder。AWS CDK、Hono、ClineなどのOSS活動や、Agentic Codingを含むコーディングエージェントの検証・発信をブログやCodeZineで行う。講演資料「エンジニアに許された特別な時間の終わり」は2025's Most Viewed Speaker Deck Presentationsでランクイン。Developers Boost 2025 ベストスピーカー(3位)。

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