SB新書
なぜ日本は同じ過ちを繰り返すのか
なぜ日本は同じ過ちを繰り返すのか
太平洋戦争に学ぶ失敗の本質
SB新書シリーズ

松本 利秋 著
ISBN
978-4-7973-8706-3
サイズ
新書/1色
ページ数
208
価格
800円+税
出版日
2016/07/06
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「負け」を先送りしたあの戦争の非劇に学ぶ


◎作家・半藤一利氏推薦! 太平洋戦争失敗の本質
太平洋戦争時の日本軍と現代日本のあらゆる組織に共通するジレンマ、
なかでも「先送り」「棚上げ」「不決断」体質に迫り、教訓とする1冊。


今でも日本の問題点として指摘されるリーダーシップや意思決定の不在。
あの戦争の時も、首相も天皇も最終的な決定権はなく
誰も望んでいない開戦に押し流されていった。
典型的な無責任国家は今も現在進行形である。

日本が戦争への道に転がっていった過程を見ると、
「決められない」「時流に便乗する」「空気に流される」
「見通しを誤る」「先送りする」「棚上げする」
といったことがある。

そして開戦後も多くの指揮官のリーダーシップの不在により、
ときに不決断を引き起こし、
いたずらに兵力の消耗をもたらした。

戦局の前半では快進撃を続けた日本軍も、
その後、数々の作戦の失敗から学ぶことなく、
雪崩を打って敗戦へと向かったが、
その裏では、組織が陥りやすい意思決定の矛盾や、
大本営と現地とのコミュニケーション不全といった、
極めて今日的な問題が起きていたのである。

そして先送りによる最大の失敗は、「降伏決定の先送り」である。
天皇の「時局の収拾も考慮すべきだ」という敗戦の覚悟を、
戦争指導者全員が共有できていたら、
国民の犠牲者はもっと少なかったはずだと考えられる。

こうした日本的な組織の特性は、
戦後の日本の組織にも無批判に継承され、
今日の日本企業の凋落と衰退を生み出す大きな要因となっている。
赤字事業の売却、撤退の判断…がその典型的事例だ。
決定が遅れれば、損失が膨らみ、いよいよ処理が難しくなる。

本書は日本軍と現代日本に共通する組織的特徴(欠陥)を、
これまであまり指摘されてこなかった
「不決断」「先送り」という視点から読み解き、
現代日本人の教訓とするものである。

■目次:
はじめに――日本軍と同じ"体質"を抱える現代日本
序 章 戦前から露呈していた日本的組織の矛盾
第1章 世界情勢が読めない無能な国家指導者たち
第2章 開戦時の戦争指導者たちを誤らせた組織的欠陥
第3章 転換期に疎い日本的組織の不条理
第4章 現実を省みない組織の先送り・不決断体質


松本 利秋(まつもと としあき)
1947年高知県安芸郡生まれ。1971年明治大学政治経済学部政治学科卒業。国士舘大学大学院政治学研究科修士課程修了。政治学修士。国士舘大学政経学部政治学科講師。ジャーナリストとしてアメリカ、アフガニスタン、パキスタン、エジプト、カンボジア、ラオス、北方領土などの紛争地帯を取材。TV、新聞、雑誌のコメンテイター、各種企業、省庁などで講演。著書に『戦争民営化』(祥伝社)、『国際テロファイル』(かや書房)、『「極東危機」の最前線』(廣済堂出版)、『軍事同盟・日米安保条約』(クレスト社)、『熱風アジア戦機の最前線』(司書房)、『「逆さ地図」で読み解く世界情勢の本質』『日本人だけが知らない「終戦」の真実』(小社刊)など多数。


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