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「逆さ地図」で読み解く世界情勢の本質

松本 利秋:著者

そうだったのか! 逆日本地図を眺めれば、日本が対峙する大国の思惑が手にとるようにわかる

●世界のホンネがわかる「逆地図的視点」のススメ!

地図はついつい自国を中心に見てしまいがちである。
しかし、地図の向きを柔軟に変えて世界を眺める癖をつけることで、
実は世界の本当の姿がより見えやすくなるのである。
この本では、地図の東西南北の向きを柔軟に変え、
焦点となる場所が目立ち、本質が理解しやすい向きから、
現代起きている問題や過去から引きずっている問題を
地政学を援用しながら俯瞰していく。

たとえば、中国を中心に、
南北を逆さにした地図を見ることで、
中国が日本列島や島々に取り囲まれていることがわかり、
何とか出口を探そうとする戦略が理解でき、
尖閣諸島の問題などの本質がつかみやすくなる。

ほかにもロシア、中東、イスラム国、アメリカなどをめぐる
最近の情勢や各国の戦略などの本質をつかむことで、
今後の日本が歩むべき方向性がわかるだろう。

■目次:
序章 本当の世界を知るには地図を逆さにして見る
1章 逆さ地図でわかる新たな東西冷戦の始まり
2章 海を塞ぐ日本列島は中国経済発展の障害か
3章 アラブの春から始まった新しい対立軸
4章 歴史を通じて深くつながる日本のとアジア
5章 アメリカのアジア回帰戦略と日本の再起動

定価:935円(本体850円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2015年5月16日(土)
  • ISBN:978-4-7973-8142-9
  • サイズ:新書/1色
  • ページ数:224
  • 付録:-

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著者紹介

松本 利秋(まつもと・としあき)
1947年高知県安芸郡生まれ。1971年明治大学政治経済学部政治学科卒業。国士舘大学大学院政治学研究科修士課程修了、政治学修士、国士舘大学政経学部政治学科講師。ジャーナリストとしてアメリカ、アフガニスタン、パキスタン、エジプト、カンボジア、ラオス、北方領土などの紛争地帯を取材。TV、新聞、雑誌のコメンテイター、各種企業、省庁などで講演。著書に『戦争民営化』(祥伝社)、『国際テロファイル』(かや書房)、『「極東危機」の最前線』(廣済堂出版)、『軍事同盟・日米安保条約』(クレスト社)、『熱風アジア戦機の最前線』(司書房)など多数。

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