

「遅読」のすすめ
コスパ・タイパでは身につかない本物の教養を磨く
読書の大家が教える、コスパ・タイパの時代だからこそ「味わって読む」理由
コスパ・タイパ至上主義が広まり、「答えだけをサッと知る」ことがよしとされる昨今。
しかし、「本物の教養」は「時間をかけて本を読むこと」「何度も同じ本を読むこと」によって身につきます。
読書の大家である齋藤先生は、論語を2年かけてゆっくり読むことで孔子の言葉に深く触れ、自分の人生にその教えを取り入れることができたと語ります。
つまり、読書は単なる情報収集の手段を超えた、自分の人格・教養を磨いていく行為でもあるのです。
「遅読」することでしかたどり着けない教養の深みがあります。
齋藤先生が今の時代だからこそ勧める「味わって本を読む理由」と、「本物の教養が身につく読書の技法」を解説します。
序章 なぜ今「遅読」が必要なのか
第1章 遅読とは何か
第2章 遅読をすると何が変わるのか
第3章 遅読の具体的な方法
第4章 遅読に向いている本とは?
第5章 「遅読力」を鍛え、読書の質を高める