SBクリエイティブ

「遅読」のすすめ 

齋藤 孝:著者

コスパ・タイパでは身につかない本物の教養を磨く

読書の大家が教える、コスパ・タイパの時代だからこそ「味わって読む」理由

コスパ・タイパ至上主義が広まり、「答えだけをサッと知る」ことがよしとされる昨今。
しかし、「本物の教養」は「時間をかけて本を読むこと」「何度も同じ本を読むこと」によって身につきます。

読書の大家である齋藤先生は、論語を2年かけてゆっくり読むことで孔子の言葉に深く触れ、自分の人生にその教えを取り入れることができたと語ります。
つまり、読書は単なる情報収集の手段を超えた、自分の人格・教養を磨いていく行為でもあるのです。

「遅読」することでしかたどり着けない教養の深みがあります。
齋藤先生が今の時代だからこそ勧める「味わって本を読む理由」と、「本物の教養が身につく読書の技法」を解説します。

序章 なぜ今「遅読」が必要なのか
第1章 遅読とは何か
第2章 遅読をすると何が変わるのか
第3章 遅読の具体的な方法
第4章 遅読に向いている本とは?
第5章 「遅読力」を鍛え、読書の質を高める

定価:1,045円(本体950円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2025年7月7日(月)
  • ISBN:978-4-8156-3550-3
  • サイズ:新書
  • ページ数:224
  • 付録:-

サポート情報はありません。ご不明な点がございましたら、こちらからお問い合わせください。

著者紹介

著者・齋藤 孝

1960年静岡県生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。『身体感覚を取り戻す』(NHK 出版)で新潮学芸賞受賞。『声に出して読みたい日本語』(草思社)で毎日出版文化賞特別賞を受賞。同シリーズは260万部のベストセラーになり、日本語ブームを巻き起こした。主な著書に『読書力』『コミュニケーション力』(以上、岩波書店)、『語彙力こそが教養である』(KADOKAWA)、『大人の語彙力ノート』(SBクリエイティブ)、『言いたいことが一度で伝わる論理的日本語』『50歳からの名著入門』(以上、海竜社)等がある。著書累計発行部数は1000万部を超える。TBSテレビ「新・情報7daysニュースキャスター」、日本テレビ「世界一受けたい授業」等テレビ出演も多数。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導。

関連商品のご案内

もっと見る

試し読み新着お届け

もっと見る