20歳の自分に伝えたい 知的生活のすゝめ
ネット社会、スマホ社会になって以降、私たちは過剰なほどの情報に囲まれ、得てして受け身のままに流されがちな生活を送ってしまいます。
・スマホを眺めているだけで、長い時間が経っていた。
・SNSでのやり取りだけで、一日が終わってしまった。
・サブスクで面白いコンテンツを探していたら、何も見ないまま過ごしていた。
そんな現代社会で、「知的生活」を送るためにはどうすれば良いのでしょうか。
著者の齋藤孝先生は、「知的生活」とは、黙々と読書し続けるようなクールなイメージとは違うと言います。もっと能動的で、日々ワクワクドキドキして過ごすような、自らのクリエイティビティが発揮できるような、ホットな生活です。
・生まれ持った遺伝子に右往左往するのではなく、成長の喜びに満ちた生活
・得た知識が次の知識を呼び込み、好奇心の高まりが加速されていくような生活
・不遇な時期も、孤独な時間も、将来に飛躍する糧となる生活
教育者として30年にわたって学生と向き合ってきた著者が、今の20代に向け、また自分の20歳を振り返りながら、「知的生活」を送る技法を説きます。
序 章 ―― 本当の「知性」とは何か?
第一章 ―― 生まれ持った「遺伝子」ではなく、身につけた「教養」を重んじよう
第二章 ―― 「不遇の時期」をどう過ごすかが、人生を決める
第三章 ―― 自分だけの「精神の王国」をつくるには?
第四章 ―― 偶然生まれる「人との縁」がチャンスをもたらす
第五章 ―― 「インプット」即「アウトプット」、「アウトプット」即「インプット」
終 章 ―― 知的生活のすゝめ