1分間孫子の兵法
◆厳しい世の中をサバイブする。駆け引き、段取り、競争に強くなる。
「戦わずして人の兵を屈するは、善の善なる者なり」などの名言で知られる『孫子』。
春秋時代の孫武(そんぶ)が著わし、二千年以上も読み継がれた名高い古典は世界最古の兵法書として、また人間界の鋭い洞察の書として親しまれ、今日もなお組織の統率法や人間心理の綾を読みとるうえで必携とされてきた。
『孫子』を愛読書としてあげる人物には
――ソフトバンク孫正義社長、マイクロソフト創業者ビル・ゲイツ、2002年ワールドカップ優勝ブラジルチーム代表監督スコラーリ、多国籍軍総司令官シュワルツコフ、そして古くは軍師・黒田官兵衛、武田信玄、諸葛孔明――
今回1分間名著シリーズとして、たった1分のスキマ時間で名著のエッセンスがマスターできるスタイルで登場!
■目次:
第一章 自己に勝てる者が相手を制する–強さとは何か
第二章 一つの戦い方に依存しすぎるな–戦略とは何か
第三章 情報を握る者が人心を掌握する–情報戦の心得
第四章 敵を破壊せずに敵の利を奪え–実戦の心得
第五章 部分最適より全体最適が正しい–進退の心得
第六章 感情を統率するのは合理性である–リーダーの心得
第七章 時間と状況が味方につくまで待て–好機とは何か
第八章 すぐれた上司ほど部下を追い詰める–戦意とは何か
第九章 できれば静かに生きられる道を選ぶ–人生とは何か