発売日 2017年01月06日(金)

知性の磨き方

著者名:齋藤 孝(著者)

¥800(税別)

ISBN:
978-4-7973-8878-7
サイズ:
新書/1色
ページ数:
208
付録・付属:
-

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著者紹介

著者・齋藤 孝

齋藤孝(さいとう・たかし)
1960年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞受賞。日本語ブームをつくった『声に出して読みたい日本語』(草思社)で毎日出版文化賞特別賞。著書に『新しい学力』(岩波新書)、『使う哲学』(ベスト新書)、『語彙力こそが教養である』 (KADOKAWA)など多数。NHKEテレ「にほんごであそぼ」総合指導。

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  • 難解な事を平易な表現、例で紹介している名著!

    5.0
    浜中洋一

    例がとても身近で分りやすく、すっと頭に入ってくる。おすすめの本です

  • 5.0
    わらしべ

    「知性の磨き方」という本書のタイトルからはどのような内容の本なのか推し量ることは難しい。知性とは何だろう。豊富な知識は必須だがそれだけでは知性ではない。神技の域に達した職人より学者の方が知的であるとは必ずしもない。一級のスポーツマンは神々しい程理知的であることがある。知性という茫洋としたものを身につける為に我々は学問勉強に励みクラブ活動や趣味活動に励んできたのだろう。そして知性を身に着ければ、進学就職はもちろん、恋愛や結婚にさえも有利であろうというおよそ知性的ではない目的も持ってしまうのだ。本書の裏カバーにある「タフな知性は生存戦略として最も有効だ」という文言はまさに言い当てていて気恥ずかしくもそそられるのである。本書は「知性」というものが持つ微妙な危うい茫洋としたものを、優しくかつ平易な文章で解きほどいてくれる。知性とははるか先に見えていてもゴールはない。本書に紹介されている代表的な知性人としての夏目漱石や福沢諭吉にしても、知性という高みに到達した人物としてではなく、到達せんと悩み苦しみ続けている人物なのである。だから意地悪く知性の到達点の一つを示しながらも、決してこれこそが知性だと極めつけるわけではない。漱石には漱石の諭吉には諭吉の知性があって、それは自分の知性なのではない。だから本書は考えさせることはあっても回答は示してくれない。知性はいつも逃げ水なのである。知性という論じにくいテーマであるにも関わらず筆者は真面目に正面から向き合ってくれる。本書を読書に選んでいる以上、読者は向上の迷路に悩んでいる。筆者の知性の本質に対峙する姿勢が実に真摯なのだ。だから平易な文章で非常にわかり易い内容でありながら、読了には時間がかかった。一段毎に一章毎に読書を休止し空想する時間が必要だった。優れた教育者から「知性」を通して、人生を教えられた。

  • レビュー対象商品: 知性の磨き方 (SB新書) (新書)

    なか

     人工頭脳(AI)の急伸や科学・論理を軽視して主観的な考えに頼る「反知性主義」の台頭で、最近、人間が長いあいだ信じてきた知による力が疑われはじめている。本書の著者・齋藤孝氏は、今「知性」の限界が問われはじめているとする。 将棋の電王戦ではコンピュータが名人に勝利し、大衆に迎合する排外主義を叫ぶ指導者が世界的に増えている現状がある。本書のなかで齋藤氏は、そんな社会風潮のもとでこそ時代を生き抜くために真の「知性」が必要になると主張する。 本書の狙いのひとつに「生きる力として知性を普遍的なものすること」を掲げ、近世から近代の激動の時代を理性の力で力強く生きた福澤諭吉の、再出発をいとわない精神が「知性」を整理する力を生んで、未来を切り開いたと説明する。 また、もうひとつの狙いとして「AIに負けない知性をつくること」を掲げ、それは文豪・夏目漱石の精神に学ぶことができるとする。すなわち、真の知性を養うには問いから逃げずに悩みぬき、自らの命題を解く必要があると指摘。漱石は留学先のロンドンで心を患いながらも独自の境地を拓いて日本文学の道を示し、そのことで明治の日本を目覚めさせる「知性」を築き上げることができたとする。 氏の主張は明瞭だ。今必要なのは、自らの手でタフな「知性」を育て、それを普遍的な力として手に入れ、臨機応変に対応できる有効な生存戦略へ落とし込んでいくこととしている。

すべての10レビューを表示

  • mazda

    福沢諭吉、夏目漱石、西郷隆盛。彼らに共通することは、先を見越す先見性と、自分のためでなく他人、ひいては国のことを一番に考えて動く行動原理かと思います。他国でもエリートはいますが、頭がよく優秀なだけではなく、有事の際に国のために死ぬ人のことでもあります。然るに、霞ヶ関には本当の意味でのエリートはいません。有事の際に自身の身を賭していける人こそが、本当の知性を持っているのかも知れません。 続きを読む

  • white

    『自意識を取っ払い、世界に身を投げ込めるか』の項にある、『「そんなことをするのは恥ずかしい」という感覚は、やはり「私」が恥ずかしいのです。その「私」を、取っ払っていきたいものです。』の言葉が自分にとってタイムリーで引っかかった。数日前の日記に、「俺にとって生きるって恥ずかしさなんだろうな。恥をかくのが極端に怖いのだ」と書いて、生きづらさを吐露していたので、自分は自意識が強過ぎるんだなと知った。自分へのこだわりを捨てて知性の力を身に付けて、強過ぎる「私」を取っ払っていきたい。 続きを読む

  • ちーさん

    改めて自分の頭で考える事への大切さを教えてくれる。考え抜いたそこには必ず答えがある。それに情報へのアクセスが簡単になった分、探求する楽しさを失っているのも事実だろう。速さばかりが求められれば熟考することも無くなり知性は落ちていく。物事の善し悪しよりもただ多勢か無勢かで物事が決まり、本質的な事が御座なりになるだろう。思考する事が習慣になれば精神も鍛えられ肚も坐ってくる。月に一冊も本を読まない人が多い日本では知性は劣化する一方だ。 続きを読む

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