
くれは×リミテッド!
「ちょっ、おま……!」
「うるさい、動くなといってる!」
朝月隼斗の前にいるのは、美しい緋色の髪をなびかせた……全裸の少女だった。彼女は柔らかな二つのふくらみを、おかまいなしにぐいぐいと隼斗の胸に押しつけてくる。
「なんてことだ。〈神の代行者〉の資格がこんな人間なんかに……!?」
少年の胸には、ほんの数瞬前まで彼女のものだったはずの光の魔法陣〈神の紋章〉が輝いていた。
「あたしは鳳紅羽。今からおまえをあたしの監視下においてやる。鍛え直してやるからそう思え!」
「はぁ!?」
突然押しかけてきた傲岸不遜な緋色の魔法少女・紅羽。隼斗大ピンチ!?