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発売日 2005年07月19日(火)
著者名:ボブ・ディラン(著者) 菅野ヘッケル(訳)
¥1,800(税別)
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伝説のシンガー、ボブ・ディランの半生が、今、自らの手によって明かされる! 昨秋発売されるや、全米で売上げ50万部を突破したこの自叙伝は、これまで謎に包まれていた彼の私生活やその折々の彼の心情が赤裸々に吐露されている。
目次:
第1章 初めの一歩
第2章 失われた土地
第3章 新しい夜明け
第4章 オー・マーシー
第5章 氷の川
言わずと知れたボブ・ディラン初の自叙伝ということで、今まで謎に包まれていた私生活や心情が本人の口から語られている点で、ファンならずとも非常に興味深い。特に、グリニッジ・ビレッジ時代、下積みの生活の中で交わった名もない芸人たちへのいたわりのまなざしや、コロンビアとの契約にこぎつけてはしゃぐ無邪気なディラン。あるいは、20歳やそこらで自分は特別な存在なのだと既に自信満々の様子など、いわゆるディラン研究で語られてきた伝説の姿とは一線を画す「人間味」が感じられる。さらには、世間に背を向け沈黙を守り通したウッドストック時代の痛々しいまでの葛藤も、本人のナマの言葉だけに、より強い実感をもって伝わってくる。また、随所にちりばめられた、ディラン「らしい」詩的表現は心に深く響き「詩人」の姿をそこに見出すことができる。ちょっと残念なのは、精力的な70年代の記述が落ちていること。ただ、この時代はどうやら続刊(Vol 2、Vol 3)でカバーされるらしい。本国での刊行が待ち遠しい限りである。
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