
名作マンガの間取り
マンガやアニメで背景として描かれる主人公の住まい。その断片を集めて設計士が間取りを描いたら、こうなりました。木造二階建て一軒家、貧乏長屋、妙に知人宅と似ているマンションなど、全50物件を収録。間取り好きな人、必見!
<紹介物件>
『ドラえもん』野比邸
『巨人の星』星邸
『天才バカボン』天才邸
『サザエさん』磯野邸
『あたしンち』立花邸
『クレヨンしんちゃん』野原邸
『Dr.スランプ』則巻邸
『ちびまる子ちゃん』さくら邸
『美味しんぼ』山岡邸
『じゃりン子チエ』竹本邸
『スラムダンク』赤木邸
『キャッツ・アイ』来生邸
『釣りバカ日誌』浜崎邸
『アルプスの少女ハイジ』アルフ・オイ邸
『ナニワ金融道』株式会社帝国金融
『めぞん一刻』一刻館
など。
番外編として「磯野家 建て替え計画」「太陽にほえろ! 七曲署」なども収録。
■著者紹介
影山明仁(かげやま・あきひと)
1964年福島県郡山市生まれ。宮城県仙台市の建築会社を経て、岩手県盛岡市で不動産業・建築コンサルタントを営む。依頼を受けて描いたプランは2500を超える。常に月に5件のプラン依頼を抱え、その設計に行き詰まると、マンガの間取りを作図して息抜き。マンガやテレビで屋内のシーンが出てくると、頭の中でキャドを動かしている自分がいる。そのくせ自分の家は全然こだわりのない平凡な設計。娘もマンガ好き。マンガの間取りを作図することで同じ趣味を共有できる。父としてはうれしい限り。
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マンガやアニメなどの作品に現れているさまざまな情報をもとに描き起こした間取り図とあわせ、作品を読んだときに私なりにおもしろく感じたり気になった事柄をコメントとして掲載しました。
あれれ?と思われるコメントもあるかと思いますが、こんな見方もあるのか? と思って読んでいただければうれしいです。
■『名作マンガの間取り』におけるドラえもん記事に関する指摘について
本書で1番初めに取り上げた「ドラえもん」の間取り紹介の中のコメントで、ドラえもんの胴回り129.3cmを、横幅の数値として取り上げ、著者コメントとして掲載いたしました。実際には概ね横幅41cmになりますので、廊下、階段ともにつかえることはありません。
間取りの推測自体に修正はありませんが、本書コメントを記載するにあたり、確認不足がありました。
ここに訂正してお詫びいたします。