
シャギードッグⅢ 人形の鎮魂歌~in the dark~
「あなたのような人間をひとりでも多く殺すために、わたしは異局に入ったの。
あなたみたいな人間が、二度もあの子の前に立つのを許したりしたら……わたしの存在意義はなに?」
そう言ってトランス状態の亜夜は引き金を引いた。
友人、西平を死に追いやったカイに挑み、惨敗した大介。
病院で目覚めたものの、なぜ助かったかわからない──そこへカイの伝言が届く。
「一ヶ月やる。それでもダメだったら今度こそ殺すからな」
しかし重傷を負い弱った大介の中では亡父の凶悪な人格データ-幽霊-が刻々と力を増し、今にも大介の意識を喰らい尽くそうとしていた!
一方、事件を知った亜夜は異局員としての存在意義を賭け、単身、最強不敗のカイに挑むが──!?
悩むまりん。
なにかを待つオズ。
そして沙織の背後でうごめく不穏な影
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