副作用なき抗生物質が生まれる日
高濃度クマザサエキスの実力とは?
感染症の恐怖から人類を救う戦いが始まった。高濃度クマザサエキスの実力とは?、開発秘話とともに、その本当の力を探り出す。
一人の鍼灸師の夢と意地が、一つの奇跡を現実のものにしつつある。
東洋医学に精通した彼がたどり着いたのは、熊笹から独自の方法で抽出された高濃度クマザサエキス。TWEBSと命名されたこのエキスは、細菌のうち病原菌のみを殺し、抗ウイルス作用、抗真菌作用をも併せ持ち、生物の免疫システムをも強化するという他に例のない、まさに漢方の妙薬であった。アトピー、水虫、歯周病、ニキビなどに効き目を発揮し、ガンにも希望の灯をともす、その妙薬の実力はいかほどのものなのか。
本書では、その鍼灸師、土田裕三氏のほか、日本を代表する嫌気性菌研究者である渡邉邦友岐阜大学教授、成分分析のエキスパートとして知られる纐纈守岐阜大学助教授、生体防御薬学で日本を代表する村山次哉教授をはじめとするさまざまな研究者、ガンや歯周病などと戦う臨床医師、そして数多くの患者やササエキスの使用者を取材し、開発秘話とともに、その本当の力を探り出す。
本書は、2005年3月に刊行された「『高濃度クマザサエキス』開発の軌跡」の改訂版になります。
【目次】
プロローグ
第1章 たかが石鹸が、数々の都市伝説を生んだ
第2章 なるか、究極のデンタルケアの登場
第3章 それは、床ずれとアトピーへの挑戦から始まった
第4章 細菌・ウイルス・真菌を同時に撃破するエキス
第5章 微生物汚染を防げ!――東洋インキ製造の挑戦
第6章 人類最大の敵、ガン細胞との戦いに挑む!
第7章 ササエキスは果たして人間の免疫力を高めるのか
第8章 感染症から人類を救う抗ウイルス薬が生まれる日
エピローグ
● 統合医療の推進は、国の重要な使命なのだ
● 本物は万能で、そして即効性があるもの
● 実は小説よりも奇なり。されどそれは事実