
魔王はあまねく愛をまく!2
「あいつさえいなければこんなことには……」
なんやかんやで学校の神学科付属寮に住むことになってしまった流星。
「どうして真里亜を危険人物呼ばわりするのよ!?」
「わたくしは流星様の許婚としてふさわしい振る舞いをしているだけですのに……」
こんな調子で真里亜とつぼみに振り回される日々は変わらず、セクハラの呪いも解けぬまま、魔王子様の心が休まるときは一瞬もないありさま。
そんな中、新たにちょっと過激なお妃候補がやってきて!?
「くぅ~んっ!」
「あ、こら! ああんっ、だめ……」
え~と、そんなこととは全く関係なく、トロくんは今日も絶好調です★