
大震災のメッセージ
心の傷を癒し、日本人の役割に目覚めるヒント
震災直後の東京。外国人が日本を脱出するなか、世界的なベストセラー作家のアラン・コーエンは、来日しました。そしてリアルタイムであの出来事を経験し、 大好きな日本人を癒し、元気づけるための原稿を書いていました。それが本書です。
本書によると、出来事の意味は、出来事自体にあるのではなく、その出来事にどう反応するかによって左右されます。「恐れ」の見方をとるか、「愛」の見方をとるか。
それによって、出来事が自分の役に立ったり、そうでなかったりすると著者は言います。
あの出来事には、日本人が世界に向かって開かれていくための「学び」がありました。
その日本人の学びを、著者一流の優しさで、ときにユーモアを交えながら、語っていきます。
日本人を知り抜いた著者だから書ける、ホッとして生きるのが楽になるノウハウ、 たとえ話、エピソード、熱い思いが満載。「日本を癒す祈り」も収録。あの出来事を経験したすべての日本人に読んでいただきたい特別な1冊です。