
- ISBN:
- 978-4-7973-6911-3
- サイズ:
- B5/フルカラー
- ページ数:
- 96
- 付録・付属:
- -
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おすすめのポイント
どこかなつかしく、ひとくち食べれば幸せになれる。
タニアさんが繰り返し作っているお菓子のレシピ集。
タニアさんがいつも作っている、ドイツ菓子のレシピを集めました。シンプルな材料、作りやすい手順だからこそおいしい、何度食べても飽きない味のお菓子です。
基本の生地は「パウンド生地」「パン生地」「タルト生地」「スポンジ生地」の4種類。基本が同じだから、日々作るうちに、自然と手順が身につきます。
焼きっぱなしで素朴な味わいのドイツ菓子は、しみじみとおいしく、ひとくち食べれば幸せになれる、そんなお菓子です。近年人気のクリスマス菓子、シュトレンや、お菓子の家(ジンジャーブレッドハウス)も、日本の家庭で焼きやすいようアレンジしてご紹介します。
お菓子作りを気軽に楽しむコツ、タニアさんならではの道具の使い方、簡単に作るヒントを綴ったエッセイも収録。
※本書は、『コーヒータイムのお菓子―みんなに愛されてきたクーヘンとトルテ』をもとに、加筆し、新しいレシピを加えてまとめたものです。
<著者より>
私にとってお菓子作りで大切なのは、いつでもどこでも手軽に作れること。時間をかけすぎず、身近にある材料でおいしくできること。レシピがシンプルで覚えやすければ、何度か作っているうちに、手順は自然に身につきます。そんな考えをもとにしてたどり着いたのが、この本で紹介しているレシピです。どうぞいろいろなレシピにチャレンジしてみてください。そして、ご自分に合うレシピが見つかったら、アレンジを加えて楽しんでいただけたら、とてもうれしく思います。
■おもな掲載レシピ:
●パウンド生地のお菓子
りんごのケーキ、さくらんぼのケーキ、レモンのケーキ、フランクフルタークランツ、砂のケーキ、など
●パン生地のお菓子
シュトロイゼルのパン、プルーンの鉄板焼きパン、はちに刺されたパン、シナモンロール、など
●タルト生地のお菓子
ドイツ風ベイクドチーズケーキ、いちごのムースケーキ、りんごとマジパンのケーキ、など
●スポンジ生地のお菓子
ベリーのケーキ、ロールケーキ、黒い森のケーキ、チョコクリームケーキ、など
●クリスマスのお菓子
シュトレン、ジンジャーブレッドハウス、バニラ風味の三日月クッキー、ヘーゼルナッツのクッキー、など

私とお菓子作り
じつは、パウンド生地、タルト生地は配合があまりにも簡単なので暗記しており、つまり何も見なくても作ることができます。繰り返し作っているレシピなので失敗する心配もなく、思い立ったときすぐに作りはじめることができます。レシピがシンプルで覚えやすければ、何度か作っているうちに、手順は自然に身につきます。ケーキを作るたびにレシピ本を取り出す必要はありません。いつでもどこでも気軽に作れることは、とても大事なことだと思っています。

配合表さえあれば、お菓子は作れる
何をノートにメモしておけばいいかは人によって異なりますが、自分にとってのポイントに絞ってメモするといいと思います。何度か作ったことがあるお菓子なら、レシピ全部を書きとめる必要はありません。基本の配合さえわかればできるのです。基本の配合は、卵1 個を基準にして、粉200g、バターはその半分の100g、塩少々。これで、21㎝のタルト型にちょうど入る生地ができます。

ドイツ風レアチーズケーキ
"クアルクを使った焼かないチーズケーキです。クアルクはヨーグルトで代用します。今回は見た目を重視しして層を作りましたが、もっとシンプルに、タルトにチーズ生地を流して固め、いちごはゼリーにせず、そのままピューレにしてソースとしてかけて食べてもおいしいです。
"

りんごのケーキ
ドイツのおばあちゃんが作るケーキといえば、これ。基本中の基本です。作るのが簡単なわりに、飾り切りをしたりんごはレースのようにも見えてすてきです。レーズンを生地に混ぜてもいいし、生地を型に流した後、上にアーモンドスライスをのせるのも好き。りんごの表面にアンズジャムを塗ってもいいですね。

チョコクリームケーキ
みんな大好きなケーキです。チョコレートは家にあるものでOK。前日にチョコレートを生クリームに溶かしておいて準備をします。スポンジも前日に焼いておけば、当日は仕上げに集中できますよ。

クリスマスのお菓子
ドイツの伝統的なクリスマスケーキといえば、シュトレン。最近は日本でも見かけることが増えました。生まれたばかりのイエス・キリストがおくるみに包まれた姿を模したケーキと言われます。見た目はちょっと地味ですが、卵、ドライフルーツ、ナッツ、マジパン、バターをたっぷり使った、とてもぜいたくなお菓子です。

ジンジャーブレッドハウス
アドヴェントの期間、部屋にお菓子の家を飾ると、家中にスパイスのよい香りが広がって、クリスマスだな~と感じるのです。子どもたちはお菓子の家の横を通るたびに、家をのぞき込み、表からは見えない家の裏のほうをちょっとかじってみたり、グミをはがしたり。
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