
おすすめのポイント
Linuxの仕組みをシンプルに学ぶ本として、Linuxでのgccプログラミングの入門書として、好評を博すLinuxプログラミングの名著が、ついに改訂。
最新の状況に合わせて、全体をブラッシュアップ。開発者視点でLinuxの仕組みを紐解き、「Hello World」からhttpdサーバの実装までを解説する。
「Linux世界が何によってできているのか」がわかり、「Linuxプログラミングの標準技法」が理解できる。
本書はLinuxプログラミングの入門書です。つまり、本書を読むことで読者のみなさんがLinux向けのプログラムをバリバリと作れるようになる、あるいはそこまでいかなくとも、そうなるために何が必要なのか判断できるようになることを目標としています。
では、本書はどのような道筋をたどってその目標を達成するのでしょうか。簡単です。本書がやることはただ1つ、「Linux世界が何によってできているのか」を教えることです。
―まえがきより抜粋
■目次:
第1部 Linuxの仕組み
第1章 Linuxプログラミングを始めよう
第2章 Linuxカーネルの世界
第3章 Linuxを描き出す3つの概念
第4章 Linuxとユーザ
第2部 Linuxプログラミングの根幹
第5章 ストリームにかかわるシステムコール
第6章 ストリームにかかわるライブラリ関数
第7章 headコマンドを作る
第8章 grepコマンドを作る
第9章 Linuxのディレクトリ構造
第10章 ファイルシステムにかかわるAPI
第11章 プロセスとハードウェア
第12章 プロセスにかかわるAPI
第13章 シグナルにかかわるAPI
第14章 プロセスの環境
第3部 Linuxネットワークプログラミング
第15章 ネットワークプログラミングの基礎
第16章 HTTPサーバを作る
第17章 HTTPサーバを本格化する
第18章 本書を読み終えたあとは

標準を知る。
本書は Linux プログラミングの入門書です。つまり、本書を読むことで読者のみなさんがLinux 向けのプログラムをバリバリと作れるようになる、あるいはそこまでいかなくとも、そうなるために何が必要なのか判断でき るようになることを目標としています。
では、本書はどのような道筋をたどってその目標を達成 するのでしょうか。簡単です。本書がやることはただ 1っ、「Linux 世界が何によってできているのか」を教えることです。

本書の目的
Linux世界を構成する概念
● ファイルシステム
● プロセス
● ストリーム
Linuxプログラミングを理解するためにはこの3つの概念をよく理解しなければならないということです。そして、それこそが本書の目的です。

第1部
第1部では、3つの重要な概念を含む、本書全体の基礎となる用語を解説します。
この部分はなかなかソースコードが出てこない上にいくぶん長いのですが、ここを乗り越えると一気に楽になるので、我慢してお付き合いください。

第2部
第2 部では、ストリーム・ファイルシステム・プロセスのそれぞれについて、具体的なプログラミング手法の解説を行います。その過程では、それなりに大きなプログラムも作成していきます。

第3部
そして最後に第3 部で、これまでの知識が実用に足るものであることを示すため、応用例としてネットワークプログラミングを扱います。題材とするのはHTTPサーバです。
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