デボネア・リアル・エステート 2 お給仕をする傭兵と、健気に笑う兎姫(プリンセス)。
「そのナイフで、私のパンツを切ってもらえませんか?」
ルーウィンの前に現れた兎耳の少女の正体とは!? 可愛い地上げ屋エルフ×伝説の傭兵物語、デッカく今度は〝国〟をゲット!? ――そして、デボネアにライバル、現る!
今度は国を丸ごとごと地鎮(コントラ)だ!?
「きゃあ!」
馬乗りになった相手は一〇代半ばくらいの可愛い少女だった。しかし、その頭には兎のような真っ白い耳がぴょこんと揺れていた。
「あの……あの……手が……胸……」
「なん…………うわ! なああぁぁぁあ! ごめんっ!」
ルーウィンが迷いの森で出会った少女はなんと頭に兎耳が生えていた。
行きがかり上、彼女の窮地を救おうとするルーウィンだったが、デボネアのご機嫌は急転直下。
しかし、国ひとつがまるっと主不在で未開拓地状態(デベロップ)で地鎮(コントラ)し放題!? と話を聞いて一計を案じることに!!
地上げ屋エルフ×伝説の傭兵のバトル不動産屋。今回も元気に営業中!