
おすすめのポイント
「北御門さん、これは恋愛ゲーム、相手に惚れてしまったら奴隷に、ね」
日本の裏社会を牛耳る南条家の娘・姫沙の罠に嵌り、弱みを握られた北御門帝。そこで提示されたのは、相手を好きになったと認めたら負けの「惚れさせゲーム」だった。
日本の将来を担う政治家の卵である帝にスキャンダルはご法度。
お互いに将来を賭け、決死の思いでゲームに挑むが、姫沙のアプローチに帝はたびたび理性を失いそうになる。それもそのはず、帝は姫沙に惚れているのだ。そして相手に惚れているのは姫沙も同じだった……。
ポンコツ策略家の甘々恋愛ゲーム、開幕!

「俺はお前を信用していないので逃げる!」
「だめーっ!」
「逃がさないから……話が済むまでここから出さないから……」

「ぐううううっ……!」
そこへ姫沙が降りてきて、勝ち誇った笑みを浮かべた。
「あら、どうかしたの? 私のタイツを見て欲情したのかしら?」
「タイツ……?」

「わたくし……、緊張してしまって……。なにを話したらいいのか分からないんですの……。帝様にお会いできる日を、ずっと楽しみにしておりましたから……」
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