VBAを始めるための準備と仕組み

Excelのマクロ機能の内容を記述するプログラミング言語である、「VBA(Visual Basic for Applications)」についての基本的な情報と、ExcelでVBAを利用するための環境構築について解説します。環境構築とは言っても、VBAはExcelに標準で組み込まれているため、利用できる環境を用意するのも本当に簡単です。それでは、VBAの世界に踏み込んでいきましょう。
もっとプログラムらしく ~VBAの基礎文法~

変数や制御構造(条件分岐・ループ処理)といった、よりプログラムらしい仕組みをVBAで実現する際のルールを紹介します。これらの仕組みを利用すれば、単にExcelの機能を順次実行するだけではなく、よりきめ細やかな操作や、大量の作業を一括して処理する仕組みも作成可能となります。
プログラムにつきものな、エラー処理とデバッグ

エラーが出た場合の動作と対処方法、それに、エラーを見越した処理の作成方法をご紹介します。プログラムの作成にエラーはつきものです。毛嫌いするのではなく、「うまくいっていない箇所を突き止めるための味方として活用しよう」くらいの気持ちで対処していきましょう。
目的のセルへアクセスする

実践編からは、VBAの仕組みではなく、「実際に使いそうなコード」にテーマを絞ってご紹介させていただきます。まずは何と言ってもVBAによって操作する機会ナンバーワンである「セル」へのアクセス方法です。あの手この手で目的のセルへとたどり着く方法をご紹介します。
外部データベースと連携する

テキストファイルやAccessで作成したデータベース等、外部にあるデータをExcelへと取り込む仕組みについてご紹介します。さまざまな手段で蓄積されたデータを手軽にExcelに取り込むことができれば、グラフやピボッドテーブルを駆使した分析を行うことも楽になります。面倒な手続きや設定こそ、VBAを利用して楽にすませてしまいましょう。
ユーザーフォームの利用

VBAに用意された「ユーザーフォーム」の利用方法をご紹介します。ユーザーフォームは、自分独自の「カスタムダイアログ」を自由に作成できる仕組みです。ユーザーフォームの作成から、各コントロールの使い方までを見ていきましょう。