


1 ご飯とみそ汁をおいしくする

﹁ご飯とみそ汁﹂がおいしければ、それだけで豊かです。毎日のことですから無理をすることなく、﹁最上のおいしさ﹂を目指しましょう。ご飯とみそ汁がレベルアップして安定すると、自然とその家のごはんはおいしくなります。
2 季節の野菜のおかずを作る

おかずは、まず野菜。店先に並んでいる季節のおいしそうな野菜を買ってきて、生で、ゆでて、蒸して、炒めて、煮て、シンプルに食べましょう。旬の野菜の簡単なおかずが食卓にあるのが理想です。肉や魚などのおかずは少しでもいい、ぐらいの気持ちで。
3 塩、しょうゆ、みそ、酢で食べる

あたりまえの調味料を使って、シンプルな味つけで食べましょう。
たとえば、白菜を蒸して酢をかけるだけの酢白菜(133ページ)。にんじんを蒸してごまと塩であえるだけの、蒸しにんじんのごま塩あえ(130ページ)。どちらも野菜の簡単な蒸し物ですが、味わいはまるで違い、2品が並ぶとかなりリッチです。シンプルな味つけだから、素材のうまみが活きるのです。
ゆでた青菜にごま油やオリーブオイルをたらして食べるだけでも、最高においしい。良質なオイルも調味料としてとらえてください。
4 パスタを味方につける

毎日の食事に、たまには変化が欲しいもの。そこでおすすめなのがパスタです。ルールを覚えてしまえば、パスタの料理はとても簡単。しかも、季節の野菜をたっぷり食べるのにうってつけです。本格イタリアンでなくても、自分流でいいのです。しょっぱくなくて、フレッシュな味わいの﹁家のパスタ﹂がいちばんおいしい。