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AWSコンテナ設計・構築[本格]入門

佐々木 拓郎:監修 / 新井雅也:著者 / 馬勝淳史:著者

▼本書のポイント
・最新の「AWSサービス」をフル活用
・手順がしっかりわかる「ハンズオン」
・「ユースケース」から学ぶ最適な設計

AWSにおけるコンテナ環境の設計・構築のノウハウを凝縮、
基本から実践的な知識まで、しっかりと学べます。

▼対象読者
本書では、次のような読者の方々を想定しています。
・これからAWSを活用してコンテナを学習しようとしている方
・オンプレミスからクラウドネイティブなアプリケーションへの移行を検討
されている方
・Lift& Shiftに向けて、コンテナを活用しようとしている方
・プロダクション運用を念頭に置いたコンテナ設計を体系的に学習したい方
・自ら手を動かしながらAWSサービスを学びたい方

▼本書の構成
本書は全5章から構成されています。コンテナ技術の概要から、設計・構築・運用といった一連の流れについて、ハンズオンを交えながら触れていきます。
第1章では、Dockerを中心としたコンテナの概要について紹介します。コンテナを活用するメリットやユースケースを考察するとともに、コンテナの導入に向けて考えておくべきことを述べています。
第2章では、コンテナに関するAWSの各種サービスを紹介します。Amazon ECSやAWS Fargateに関するサービスの説明に加えて、これらサービスごとのメリットやデメリット、連携が可能な他のAWSサービスについて触れます。
第3章では、AWS上でコンテナを利用する際のアーキテクチャ設計について検討します。本書のメイントピックであり、AWS Well-Architectedフレームワークの方針に沿って最適なコンテナ設計を考えていきます。セキュリティ設計や信頼性に関する設計等だけではなく、検討したアーキテクチャに対する分析や考察も述べていきます。
第4章では、第3章で検討した設計ポイントを基にハンズオン形式でアーキテクチャを構築していきます。基本的なコンテナ関連のAWSサービス利用に重点を置き、AWS上でアプリケーションを稼働させることを目指します。
第5章では、第4章ハンズオンの実践編と位置づけ、運用、セキュリティ、最適なパフォーマンスに必要なアーキテクチャを構築していきます。CI/CDに必要なAWS Codeシリーズを始め、スケーリング戦略の実装方法等を紹

■目次
Chapter 01 コンテナの概要
1-1 コンテナという技術
1-2 Dockerとは
1-3 オーケストレータとは
1-4 コンテナ技術を導入するために考慮すべきこと

Chapter 02 コンテナ設計に必要なAWSの基礎知識
2-1 AWSが提供するコンテナサービス
2-2 アーキテクチャの構成例
2-3 各アーキテクチャに適応したユースケース
2-4 AWSでコンテナを利用する優位性

Chapter 03 コンテナを利用したAWSアーキテクチャ
3-1 本章を読み進める前に
3-2 Well-Architectedフレームワークの活用
3-3 設計対象とするアーキテクチャ
3-4 運用設計
3-5 セキュリティ設計
3-6 信頼性設計
3-7 パフォーマンス設計
3-8 コスト最適化設計

Chapter 04 コンテナを構築する(基礎編)
4-1 ハンズオンで作成するAWS構成
4-2 ネットワークの構築
4-3 アプリケーションの構築
4-4 コンテナレジストリの構築
4-5 オーケストレータの構築
4-6 データベースの構築
4-7 アプリケーション間の疎通確認

Chapter 05 コンテナを構築する(実践編)
5-1 ハンズオンで構築するAWS構成
5-2 運用設計:Codeシリーズを使ったCI/CD
5-3 運用設計&セキュリティ設計:アプリケーションイメージへの追加設定
5-4 パフォーマンス設計:水平スケールによる可用性向上
5-5 セキュリティ設計:アプリケーションへの不正アクセス防止
5-6 運用設計&セキュリティ設計:ログ収集基盤の構築
5-7 運用設計:FargateによるBastion(踏み台ホスト)の構築
5-8 セキュリティ設計:Trivy/Dockleによるセキュリティチェック

定価:3,300円(本体3,000円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2021年10月21日(木)
  • ISBN:978-4-8156-0765-4
  • サイズ:A5判
  • ページ数:440
  • 付録:-

お知らせ・キャンペーン

AWSを利用したコンテナの概要から、設計・構築に必要な知識を基礎からしっかり解説
プロダクション環境での稼働や実運用を見越した実践的な流れを紹介
AWSサービスを利用したコンテナ環境の構築をハンズオンで体験!

著者紹介

監修・佐々木 拓郎

SI企業にて、クラウドを中心としたシステム構築のコンサルティングや開発運用に従事。最近は、直接的な技術論ではなくCCoEなどの組織設計の比率が高い。新幹線でワインを飲むのが趣味だったが、出張で新幹線に乗ることがなくなったので、あらたな趣味を模索中。
2019-2021 APN Ambassador / 2021 APN ALL AWS Certifications Engineer / 2019-2021 APN AWS Top Engineer

著者・新井雅也

はじめに、第1章、第3章担当
主に金融業界のお客様に対するビジネス提案やシステム設計、開発、運用を担当。UI/UXデザインやスマホApp、サーバサイドAppなどフルスタックな守備範囲を持ちつつ、クラウドアーキテクチャ設計と開発が得意。業務以外においても登壇や寄稿、AWSコミュニティ運営など幅広く活動中。最近の趣味はビザールプランツ集めとそのお世話。
2021 APN Ambassador / 2021 APN ALL AWS Certifications Engineer / 2020-2021 APN AWSTop Engineer

著者・馬勝淳史

第2章、第4章、第5章、サンプルアプリを担当
フロントエンドApp&バックエンドを実装するシステムエンジニア。金融セグメントの顧客へのビジネス提案、PoCのためのプロトタイプ開発、UI/UX検討などにも従事。著書にVoice User Interface設計など。テレワークが増えたことでコーヒーにこだわっており毎月新しく出るスタバのコーヒー豆を楽しみにしている。
2020-2021 APN AWS Top Engineer

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