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発達障害の人には世界がどう見えるのか

井手正和:著者

孤独、不安、コミュニケーション不全……発達障害の人が抱える生きづらさの正体とは!?

 

発達障害の人が抱える生きづらさは、自分が見えている世界が他の人の見えている世界と異なることにある。それは周りに人によっても同様である。理解できないゆえに、当惑し、イライラし、疲弊してしまう。本書では、知覚実験、脳科学などによる最新研究をもとに、発達障害の人が見ている世界を明らかにし、発達障害の当事者の苦しみを軽減し、周りの人のとのコミュニケーションを円滑にするにはどうすればよいかを論じてく。

 

序章  発達障害の人には世界が違って見える
第1章 そもそも発達障害とは
第2章 最新研究でわかった発達障害の正体
第3章 発達障害の人のコミュニケーションの特徴とは
第4章 発達障害の人の苦しみを知る
第5章 発達障害の人が活躍できる社会へ

 

 

定価:990円(本体900円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2022年12月6日(火)
  • ISBN:978-4-8156-1795-0
  • サイズ:新書
  • ページ数:208
  • 付録:-

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著者紹介

国立障害者リハビリテーションセンター研究所脳機能系障害研究部研究員。立教大学大学院現代心理学研究科博士課程後期課程修了。博士(心理学)。国立障害者リハビリテーションセンター研究所脳機能系障害研究部流動研究員、日本学術振興会特別研究員PDなどを経て、現職。専門は実験心理学、認知神経科学。2014年度よりASD者を対象とした知覚の研究を開始し、MRIによる非侵襲脳機能計測手法を取り入れることでその神経基盤の解明を目指している。研究と並行してアウトリーチ活動を積極的に行い、特にASD者の感覚過敏についての科学的な理解の啓発に取り組む。著書に「科学から理解する 自閉スペクトラム症の感覚世界」(金子書房, 2022年8月刊行予定)がある。

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