ユータ、ついに王都とさよなら! もふもふだらけの異世界ファンタジー、第十四弾! 大ボリュームの書き下ろしを収録
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王都での生活に別れを告げて、ついにロクサレンに戻る旅に出たユータたち。 シロ車で順調に飛ばしていると、とぼとぼと歩く少年4人組を見つける。 いかにも迷子のような様子に、ユータたちは夕食をふるまうことに……。
世の中の苦しい部分を見たユータは人として成長するのか? 世界の謎にも迫る、ユータのもふもふ異世界ファンタジー、第十四弾!
帰ってきたよ!
「ただいま」 いつも通り不機嫌そうな獣はむすっと口をつぐんでいる。だけど、金の瞳の奥はゆらゆらと揺らめき、なんと答えたものかと迷っているのが分かる。 「おかえり、って言えばいいんだよ」
力持ちのシロ車!
『いいでしょう、これぼくの車だよ! いっぱい見て! 格好いいでしょう』 シロは得意満面、ふさふさの胸を反らせてきらきらしている。
軟派なアレックスさん
「……頼れる先輩は、テンチョーさんだよ」 「何を! 俺の方がカッコいいし! あんな頑固親父みたいなのは人気出ないんだぜ?」 「そ、そんなことないよ! テンチョーさんカッコイイよ!! 硬派なのがいいんだよ!」
軟派(?)なラキ
「軟派だってカッコイイんですぅー! ほらラキ、お前も何か言ってやれ!」 「なっ、なんで僕に振ったの~!? え、僕、軟派なの~!?」
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羊毛フェルト作家。「小説家になろう」や「アルファポリス」などで活動し、本作で作家デビュー。
ゲーム会社勤務を経てイラストレーターへ。現在は、ゲームやライトノベルのイラストを手掛ける。『人類は衰退しました』(ガガガ文庫)、『魔法使いで引きこもり? ~モフモフ以外とも心を通わせよう物語~』(エンターブレイン)などを担当。
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