「わかりやすさ」を疑え
陰謀論、フェイクニュースから真実を見抜け。
「安易なレッテル張り」で、見えなくなるものがある。
「円安は“国力の低下”」「就職氷河期世代は“老害”」「神宮外苑再開発は“破壊”」「首相暗殺犯は“悲劇の主人公”」――巷で「正しい」と信じられているその情報は、真実なのか? ニッポン放送の平日朝のラジオ人気ニュース番組『飯田浩司のOK!Cozy up!』キャスターが教える、ニセ情報を鵜呑みにしないための作法。
序章 「わかりやすさ」を疑え
第1章 「見出し」で歪められる科学的根拠
第2章 一貫性のない情報が、真実を見えなくさせる
第3章 民意を分断させるダブルスタンダード
第4章 政府への批判は正論なのか
第5章 誇張なしに事実を伝えることはできるか
第6章 表面的な理解の罠
第7章 日本のニュースとかけ離れた世界の現実
第8章 偽の「正しさ」が分断を生む