SBクリエイティブ

無言のリーダーシップ

田尻 望:著者

付加価値を生む仕組みのつくりかた

リーダーに「言葉」は要らない

◎ベストセラー『付加価値のつくりかた』『再現性の塊』『「キーエンス思考」×ChatGPT時代の付加価値仕事術』の著者最新作。
◎キーエンス本の火付け役である著者が、指示しなくても自然と成果が上がる「キーエンス×田尻」式のマネジメント手法を一挙公開!

成果を出すリーダーの多くは、いくつかのミーティングを除けば、部下との会話はほぼゼロである。一方、成果を出せないリーダーの多くは、口頭指示や質問などの対応に追われ、自分の仕事は定時後や休日に片付けることになる。
もし、あなたが言葉を尽くさないとチームが成果を出せないのだとしたら、それは仕組みができていない証拠だ。
「無言」になれるかどうかは、単に「しゃべる」「しゃべらない」の話ではない。
最小の時間と資本で、どれだけの付加価値を生み出せるかというマネジメントの根幹を問うテーマなのである。
(はじめにより抜粋)

[目次]
はじめに リーダーに「言葉」は要らない
序章 ここから始まる「無言」の構築
第1章 準備編:信頼と合意を築くマインドセット
第2章 問題解決編:目標達成を阻む壁を取り除く
第3章 仕組み化編:成功をくり返す、失敗をくり返さない
第4章 付加価値編:仕組みから付加価値を生み出す
終章 リーダー不要の組織へ
おわりに リーダーシップが苦手だった私がたどり着いた答え

定価:1,870円(本体1,700円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2025年7月30日(水)
  • ISBN:978-4-8156-2883-3
  • サイズ:46判
  • ページ数:240
  • 付録:-
  •  
    ・なぜリーダーは「言葉」に頼るのか?
    ・最初こそ「言語化」を徹底せよ
    ・「リーダー不要」になる覚悟はあるか?
    ・序章のまとめ:言葉の多さは、チームの脆さを露呈する

  •  
    ・「性弱説」で考えるチームづくり
    ・チームに潜む「不信感」の正体
    ・冷え切った組織を蘇生する「共感」と「共鳴」
    ・「目標合意」は打算的でも構わない
    ・数字を問われると「詰められている」と感じる心理
    ・感情的混乱を生まない話し方
    ・第1章のまとめ:信頼と合意がなければ部下は動かない

  •  
    ・目標までのルートを最低1つは持っておく
    ・目標達成の2ルート 〜「問題解決型」と「目標達成型」〜
    ・「誤った問題」を「正しく」解いてはいけない
    ・「ギャップ」は問題ではない
    ・感情の「奥」に問題がある
    ・「できない部下」の正体
    ・部下の問題をどう解決するか?
    ・初期教育を徹底せよ 〜部下の4タイプと指導スタンス〜
    ・どの問題を優先的に解決すべきか 〜「変数」「定数」の考え方〜
    ・第2章のまとめ:問題を分解して「定数」を「変数」に変える

  •  
    ・仕組みがなければ一生しんどい
    ・転記ミスをなくす仕組み
    ・チームで仕組みを回すための仕組み
    ・第3章のまとめ:当事者意識がある仕組みは、リーダーが無言でも回る

  •  
    ・「付加価値」を最大化する仕組みへ
    ・なぜ「付加価値」が再現しにくいのか?
    ・「付加価値」再現のプロセスを仕組み化
    ・感動こそ価値の源泉 〜「ステーキが高い」と思わせない物語の力〜
    ・第4章のまとめ:センス×仕組みで付加価値は最大化する

  •  
    ・「もうあなたがいなくても大丈夫です」の瞬間
    ・無言の先にある「共感と仕組み」の両立
    ・リーダーがいなくなるその日、あなたは何を思う?

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著者紹介

著者・田尻 望

田尻 望
株式会社カクシン 代表取締役社長CEO 
京都府京都市生まれ。大阪大学基礎工学部情報科学科にて、情報工学、プログラミング言語、統計学を学ぶ。2008年卒業後、株式会社キーエンスにてコンサルティングエンジニアとして、技術支援、重要顧客を担当。大手システム会社の業務システム構築支援をはじめ、年30社に及ぶシステム制作サポートを手掛けた経験が、「最小の人の命の時間と資本で、最大の付加価値を生み出す」という経営哲学、世界初のイノベーションを生む商品企画、ニーズの裏のニーズまでを突き詰めるコンサルティングセールス、構造に特化した高収益化コンサルティングの基礎となっている。その後、企業向け研修会社の立ち上げに参画し、独立。年商10億円~2,000億円規模の経営戦略コンサルティングなどを行い、月1億、年10億円超の利益改善といった企業を次々と輩出。社会変化に適応した企業の中長期発展を仕組みを提供している。また、自身の人生経験を通じて、人が幸せに働き、生きる社会を追求し続けており、エネルギッシュでありながら親しみのある明るい人柄で、大手企業経営者からも慕われている。私生活では3人の子を持つ父親でもある。

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