SBクリエイティブ

警察捜査の真実

古野まほろ:著者

99.99%の人が誤解するリアルを元警察官が明かす!

コメンテーターが語る警察捜査。法曹や元刑事が語る警察捜査。映画・ドラマが語る警察捜査。あふれるほどの情報が、どこかしっくりこないのは何故なのか。好き嫌いや仮定や憶測が、付いて回るのは何故なのか。逮捕は捜査の目的ではなく、警察は自白コレクターじゃない──擁護でも暴露でも講談でもない純粋な「捜査の基礎とファクト」を、ひたすら実例と実務によって解きほぐす、〝義務教育で学びたかった警察捜査〟。

はじめに
第1章 基礎からの「捜査」――目的、概容、端緒
第2章 捜査の流れ、捜査の諸タスク
第3章 有事の任務部隊、「捜査本部」
第4章 捜査員と刑事部屋――イキモノ・習性・タイムテーブル
第5章 捜査をめぐる大きな謎――取調べ・自白・冤罪にフォーカスして

定価:1,045円(本体950円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2025年7月6日(日)
  • ISBN:978-4-8156-3302-8
  • サイズ:新書
  • ページ数:256
  • 付録:-
  •  
    ・捜査とはそもそも何か?
    ・捜査と職務質問
    ・「警察官」としての権限行使について
    ・捜査の「目的」を考えてみる ...etc.

  •  
    ・初動捜査と110番
    ・パトカーの運用
    ・組織捜査の鉄則
    ・「捜査関係者」あれこれ
    ・死体取扱いの現実
    ・検視官と強行刑事
    ・遺体はいつ帰ってくる? ...etc.

  •  
    ・捜査本部とは何なのか?
    ・捜査本部に入るひとびと
    ・捜査本部とお金
    ・捜査本部がイザ立てば
    ・警察名物、「チャート」
    ・聞き込みの具体的スタイル ...etc.

  •  
    ・刑事と刑事部屋の「時間割」具体論
    ・「事件発生!!」のインパクト
    ・警察の役所仕事
    ・いわゆるガサ!! ...etc.

  •  
    ・取調べ室におけるヒトとヒト
    ・法令は取調べをどう規制しているか?
    ・カツ丼から考える取調べ規制の意義とリアル
    ・冤罪について── 真剣に、ホンネで

サポート情報はありません。ご不明な点がございましたら、こちらからお問い合わせください。

著者紹介

著者・古野まほろ

東京大学法学部卒。リヨン第3大学法学部修士課程修了。我が国学位授与機構より学士(文学)。警察庁Ⅰ種警察官として交番、警察署、警察本部、海外、警察庁等で勤務し、警察大学校主任教授にて退官。警察官僚として法学書等多数。作家として有栖川有栖・綾辻行人両氏に師事。本格ミステリを中心に、警察小説、青春小説、新書等多数。

関連商品のご案内

もっと見る

試し読み新着お届け

もっと見る