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ひとつひとつ、たいせつに。

川原恵美子:著者

75歳ユーチューバー・恵美子さんが見つけた幸せ術

「そうめんゆでるな!」で大注目!

75歳のユーチューバー・恵美子さんの幸せ術

2020年8月からスタートしたYouTube番組「田舎そば川原」で、長年の知恵と経験から生まれたレシピを惜しげもなく発信し続ける川原恵美子さん。

NHK「あさイチ」や、TBS「週刊さんまとマツコ」にも数回登場し、いまや話題沸騰中の大人気ユーチューバーです。

チャンネル登録者数32万人越え、総再生回数1000万回越えという驚異の数字を誇る番組の根っこにあるものはいったい何か?

74歳からYouTubeという新しい世界に挑み、常識を覆すような名物レシピをいくつも公開してきた恵美子さん。

恵美子さんって、いったいどんな人?

恵美子さんのYouTubeへの取り組み、たくさんのレシピに隠された秘話、そして人や食へのあたたかい思いとは?

いま大注目の川原恵美子さんが、これまでの人生からたどり着いた幸せ術を初めて語ります。

恵美子さんの愛情レシピも多数掲載!

はじめに
ひたすらに、目の前のことを大切に

1章 一日いちにち、大切に
――わたしが歩んだ日々

2章 料理はやさしい気持ちで
――食材が持つ可能性を伸ばしたい

3章 人とのご縁を生かす
――ただただ「相手が良いように」「相手が良くなるように」

4章 自分自身を大切に
――自分に正直に。まっすぐに

※目次は変更する可能性があります

定価:1,595円(本体1,450円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2022年4月2日(土)
  • ISBN:978-4-8156-1365-5
  • サイズ:46判
  • ページ数:160
  • 付録:-
  • 料理で大切なこと

    大切なことは、一人で我慢し過ぎないこと。辛いとか苦しいという言葉を心に溜め込んでは体に毒です。
    そんな時は「お母さんはもう大変じゃ」と笑いながら口に出す。毒は溜めずに笑いと一緒に吐き出すのがコツです。すると少し元気が出てきます。

    皆さんも日々の仕事や子育てに手いっぱいかもしれません。でも料理をしている最中だけは、食べる相手のことを自然に思いやっているのではないでしょうか。だから、たとえ手抜き料理だって、相手を思う料理はおいしいんです。相手を思う気持ちがあれば、料理に自信を持っていい。私はそう思います。

    そのためにも、まずはあなたの心がしんどくならないように。自分の声をちゃんと聴いてやることも、料理をするうえでは大切なことですよ。

  • 人生、どっかではええことがある

    50代までの私は3日穏やかな日が続いたら、「明日はとんでもないことが起きるかもしれん」と、逆に怖くなるほど。とにかくトラブルと苦労の連続でした。

    そんな私の生き方を見ていた近所の年配の人は、こう言って励ましてくれました。「恵美ちゃん、若い時の苦労は買うてでもしなよ。ほやけど年がいってからする苦労は辛いけんな。人生どっかではええことがあるけん。最後は良かれと思ってな、それを待って辛抱せられえよ」。周りの人たちは、私の生き方を認めてくれました。

    こうやって毎日まいにち、一つひとつの問題を片付けていたら、いまようやく穏やかな日々がやってきました。暗闇の先の小さな光を目指して歩いてきたら、なぜか74歳でカメラのレンズという小さな光にたどり着いたのです。

  • みんながよかったら、ちょっとでもよかったらいい

    求める人には物事を惜しまず尽くせばいい。それをしといたら自分のことはしなくても何とかなる。

    人のことは精一杯しといてあげたらいいけど、自分のことは控えめに。一升枡には一升分しか入らない。だから自分のことを一升分以上してしまうと溢れてしまう。それ以上は入らないんだから。自分のことは八分目までしておけばいい。あとの二合は世間が助けてくれる。

    自分は控えめで、その分みんながよかったら、ちょっとでもよかったらいい。
    これが私の人生の鉄則です。

  • 人生の勝負は、人との比較じゃない

    あの人は勉強ができるのに、自分はできない。
    あの人は仕事ができるけど、自分はできない。
    あの人は結婚したけど、自分はできない。
    こういう状況は、誰しも辛いものだと思います。世の中が平等だとも思いませんし、むしろ神様は不公平だと感じることさえあります。けれども、これらは人生の一通過点であって、これで人生の勝ち負けが決まるわけじゃない。そもそも人生の勝負って人との比較ではないと思っています。

    どんな状況にあっても、自分の人生をどう「いいほうへ」持っていけるか、どう「明るいほうへ」持っていけるか。それがその人自身の生きざまであり、腕の見せどころ。人生の勝負だと思っています。

  • 「いいほうへ」「明るいほうへ」

    「みんな辛いけん。暗いほうへ目がいくのも仕方ないんよ。でもな、『明るいほうへ』『いいほうへ』って、心の中で唱えていたら、視線も気持ちも行動も、ちょっと上向きになれるんよ」

  • 恵美子さんのあったかレシピ

    Recipe1 うまみがギュギュっと詰まったゆでないそうめん
    Recipe2 心に余裕があるときに。優しい気持ちでつくる目玉焼き
    Recipe3 がんばる元気が出ない日に。切って混ぜるだけの和え物
    Recipe4 家庭訪問の思い出が詰まった「巻きずし」
    Recipe5 心と体にじんわり沁み入るお味噌汁
    Recipe6 お客さんのリクエストから生まれた「田舎そば川原」のカレー
    Recipe7 血液さらさら、デブ菌退治の酢キャベツと酢玉ねぎ
    Recipe8 心が落ち着く 甘くて優しい柏餅
    Recipe9 レモンの酸味がさわやかな芋きんちゃく

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著者紹介

著者・川原恵美子

川原 恵美子(かわはら えみこ)
1946年生まれ。香川県まんのう町で手打ちそば店「田舎そば川原」を営む。2020年8月15日(当時74歳)からスタートしたYouTube番組「田舎そば川原」は、「そうめんゆでるな!」など常識を覆すレシピが話題になり、開始からわずか1年で登録者数30万人を越えるほどの人気チャンネルに。
40年以上続けている料理研究の知恵や地産地消の食材を生かしたレシピは、家庭でもかんたんにおいしくできると大好評。地域の人たちとのつながりをを大事にし、方言まじりで優しく語りかける人柄にファンも多い。
著書に、レシピ集『「田舎そば川原」恵美子さんの料理帖』(KADOKAWA)がある。

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