SBクリエイティブ

10人の東洋哲学者が教える ありのままでいる練習

筬島正夫:著者

生きづらさがラクになる「人生の真理」

「もっと認められたい」
「もっと高く評価されたい」
「もっとすごいと思われたい」

これまでの社会は「そのままではいけない」という選択肢しかありませんでした。
自分を変えることが当たり前であり、変わることこそが価値だとされてきました。
しかし、「もっと」を追い求めたところで、本当に幸せになれるのでしょうか。

この本を読めば「ありのままの自分」で幸せになれる扉が開きます。
教えてくれるのは、東洋の哲人たち。
東洋哲学の中心は「どうすれば人は幸せに生きられるのか」という問いでした。
そして2500年以上も前から、「そのままでいいんだよ」と教え続けてくれています。

私たちは「変わらなければ」と思いがちですが、無理をしなくてもすでに「足りている」。
そう教えてくれるのが東洋哲学なのです。

もし「このままの自分ではダメなのではないか」と思っているなら、
その考えを少しだけ脇に置いて、10人の哲人たちの声に耳を傾けてみてください。

序章 東洋哲学とはそもそも何か?
1章 落ち込まなくていいよ、すべては想定内だから―― ブッダ
2章 執着しなくていいよ、すべては一夜の宿だから―― 龍樹
3章 嘆かなくていいよ、みんな異星人だから―― 世親
4章 イライラしなくていいよ、すべて的外れだから―― 達磨
5章 数を追わなくていいよ、もうすでに足りているから―― 老子
6章 比べなくていいよ、すべては夢だから―― 荘子
7章 やり返さなくていいよ、自分に返ってくるから―― 法然
8章 恨まなくていいよ、みんな悪人だから―― 親鸞
9章 無理しなくていいよ、自分の幸せも大事だから―― 蓮如
10章 気にしなくていいよ、「評価」は相手の都合だから―― 一休

定価:1,760円(本体1,600円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2025年7月18日(金)
  • ISBN:978-4-8156-3426-1
  • サイズ:46判
  • ページ数:360
  • 付録:-
  •  
    ・なぜ世界のエリートは東洋哲学を学ぶのか?
    ・「ありのまま」を実現させてくれる学問
    ・東洋哲学における「私」とはなにか
    ・「ありのまま」を受け入れられる「10人の哲人」の教え

  •  
    ・嫌なことがあると、すぐに落ち込んでしまう
    ・世界初の「中二病」発症
    ・修行をしすぎて絶体絶命のピンチに
    ・「諸行無常」=良いことも悪いことも想定内
    ・人生は月の満ち欠けのようなもの
    ・レッスン1:人間に生まれた確率を考えてみる
    ・レッスン2:一水四見ワーク

  •  
    ・過去は変えられる
    ・女遊びで友人みんな殺され、改心
    ・世界中から大注目
    ・すべては「一夜の宿」のようなもの
    ・シェア文化も龍樹的
    ・レッスン1:「NEVERねば」
    ・レッスン2:モノをコトとして見直してみる

  •  
    ・わかってくれない問題
    ・わかってくれない兄と喧嘩して家出
    ・真面目すぎて、「自分の舌」を切ってお詫び!?
    ・誰もが「自分固有の世界」を生きている
    ・言葉がよく分からない国際結婚の奇跡のような幸せ
    ・レッスン1:『ベスト・パートナーになるために』を読んでみる
    ・レッスン2:相手を変えるのではなく、自分を変える

  •  
    ・怒りたくないのに、イライラしてしまう
    ・ダルマ人形が丸いのは、修行をしすぎたから!
    ・「中国の皇帝」に怒られても知らんぷり
    ・月を指す指ばかり見ていないか?
    ・「短気なことに悩んでいる?だったらここに出してごらん」
    ・レッスン1:プチ座禅でセロトニンを出す
    ・レッスン2:水が流れるような人をイメージしよう

  •  
    ・まだまだ足りない、もっと欲しい
    ・自給自足のスローライフ
    ・「クマのプーさん」との共通点──「今、『何もしない』をやっているのさ」
    ・水は最高の教師
    ・お金が欲しいの?それとも幸せになりたいの?
    ・レッスン1:ビル・ゲイツも絶賛こちこちマインドからしなやかマインドへ
    ・レッスン2:あるものを数えてみよう

  •  
    ・疲れている自覚はあるけれど、あの人に負けたくない
    ・老子の大ファンすぎて、布教活動に成功
    ・無職のくせに「首相にならない?」という申し出を断っちゃう
    ・「宇宙飛行士・毛利衛」と同じ視点
    ・自分は人間か?それとも蝶か?
    ・レッスン1:大きい視点で見てみる
    ・レッスン2:自分でルールを設定してみよう

  •  
    ・忘れようと思っても、恨みが頭から離れない
    ・恨みを努力に変えて、日本一の僧侶に
    ・1対380に完全勝利──鎌倉時代の「論破王」
    ・恨みによって恨みは終わらない
    ・戦後の日本が植民地にならなかったワケ
    ・レッスン1:ちょっと良いことをしてみる
    ・レッスン2:幸せになることが、1番の復讐

  •  
    ・間違っているのに、マウントを取ってくるのが許せない
    ・僧侶なのに公然と結婚し、大炎上
    ・1番の悪人になった僧侶
    ・縁さえ来れば何をするかわからない
    ・「私は名誉がほしい、愛欲もほしい」
    ・レッスン1:悪人になってみる
    ・レッスン2:マウントには3つの対処

  •  
    ・いい人に見られたくて、断れない
    ・大逆境からのスタート
    ・室町時代のインフルエンサー
    ・「自己中」でもなく「自己犠牲」でもなく「自利利他」
    ・商いの原則「三方よし」
    ・レッスン1:まずは自分が幸せになる
    ・レッスン2:ポヨヨン力を身につける

  •  
    ・もっと褒めて、もっと認めてほしい
    ・蓮如とのトンチ合戦
    ・77歳で若い女性と「老いらくの恋」
    ・あなたをどう評価するかは、相手次第
    ・曲がった松の木をまっすぐ見る
    ・レッスン1:幸せの基礎体力
    ・レッスン2:あと1週間の命なら何をする?

サポート情報はありません。ご不明な点がございましたら、こちらからお問い合わせください。

著者紹介

著者・筬島正夫

筬島正夫(おさじま まさお)
1970年長崎県に生まれる。
幼稚園の頃、戦争などの争いが絶えない世界に絶望感と無力感を覚え、みんなが幸せになれる道を探し始める。さらに高校時代、後輩の死を通して、良い学校を出て良い就職してお金持ちになれば幸せになれるという幸福観に大きな疑問を抱く。
キリスト系の関西学院大学社会学部に入学し、答えをキリスト教や西洋哲学に求めるも得られず、東洋哲学に目覚める。
世界の哲学・思想を比較する社会学を学び、浄土真宗の布教使として学んできたことを活かして令和6年フリーのユーチューバーとして独立。すべてのお経を読破したうえで、東洋哲学の深い内容を中心に0から一気にわかりやすく解説し、チャンネル登録7万5000人を突破。おさじー先生の名前で親しまれている。

関連商品のご案内

もっと見る

試し読み新着お届け

もっと見る